2016.05.30

社会や人に影響を及ぼす「人物」を目指す

中国の孔子の弟子の曽子が書いた『大学』という本があります。人としての道を学ぶ古典であり、素晴らしい人になるための本であり、社会や人に影響を及ぼす人になるための教えが書かれています。

社会に影響を及ぼす人になるための三綱領

1、誰もが生まれつき持っている当たり前の道徳心、つまり、人間としての道にかなった事を        素直な心で発揮する

2、誰とでも親しみ易く、謙虚に対応する

3、自分の利害で考えたり、他人との比較での善し悪しではなく、誰もが納得する絶対的な善に       かなった言動をする

君子は、必ず其の獨(ひとり)を慎むなり

立派な人は、他人が見ていない時でも、自分をしっかり律しています。                  企業など、組織では、「人材」「人財」という言葉をよく使います。                   その言葉は、才能があり、素晴らしい仕事が出来る人を言います。                   「人物」は、才能だけでなく、徳を持っている人を言います。                      本当の徳は、報いを求めずに積み上げていくものであり、そのように心掛けるべきものです。       「人物」とは、本当の徳を実践している人です。

 

「常に高い志をもつ」という当社の組織価値観に則り、全従業員が高い志で、               社会や人に影響を及ぼす「人物」の集まりであることを目指してまいります。

代表取締役会長 立木 貞昭