「DEAF ACADEMY ∞ 京進 夢を描くドリームツリー授業」を開催しました

2018年1月13日(土)、株式会社京進は、NPO法人Silent Voiceが運営するデフアカデミーで、「夢を描くドリームツリー授業」を開催しました。聴覚に障がいがある子どもたちが、夢目標を描くお手伝いをする目的で実施しました。

当社学習塾グループで指導するオリジナル学習法「リーチングメソッド」のひとつである「ドリームツリー」は、自分のココロを書き出してカタチにし、夢をハッケンする共有ツールで、小学校教科書にも採用・掲載され京進の学習塾グループで指導しています。当日は、小学4年生から中学3年生まで12名の生徒がドリームツリーを作成しました。

はじめに当社の講師からドリームツリーの書き方について説明があり、「夢」を実現した人たちを紹介します。デフアカデミーの先生にも夢について教えてもらい、同じ聴覚障がい者でサッカー選手になった人や消防士になった人もいるという事実に子ども達からは感心の声が漏れました。

生徒からは「耳が聞こえないからって、夢を諦めちゃいけないんだって、思いました」「行きたい高校に行くために、勉強を頑張るというのも大事だなと思いました」との感想がありました。

説明を受けて感じたことを胸に、いよいよ自分たちのドリームツリー作成開始!はじめは、なかなか言葉が見つからずに悩んでいる様子だった生徒達でしたが、真剣に自分の夢を考えてくれました。

当社職員も覚えたての手話や筆談でお手伝いをしました。先生達と話しながら、少しずつ言葉を書き進めます。
友達と相談しながら自分の書いたツリーを見せ合っていると、次第にコトバは膨らんでいきました。

最後には出来上がったドリームツリーを使って、ひとりひとりの夢を発表してみんなで讃えあいました。

スクールの先生からは、「子ども達があんなに集中してひとつのことに取り組める姿に驚きました」「こんなにイキイキしている生徒を見たことがない」というお声をいただきました。

わたしたちは、今回描いた夢が具体的な目標や行動に変わることを願っています。
京進は、これからもデフアカデミーのみなさんの夢実現を応援します!