中国 清華大学の学生へ「立木奨学金」授与式を行いました

2020年度清華大学への立木奨学金の授与式が、10月19日に開催されました。

立木奨学金は、2011年から当社グループ創業者・会長の立木貞昭が、個人のお金で一般社団法人「国際教育文化医療支援交流機構」(※)を通じて行っている、国際貢献活動のひとつで、毎年、海外の様々な大学の優秀な学生を支援しています。
※この社団法人は、日本と諸外国の教育・文化・医療の支援や交流、研修などの事業を通じ、相互理解を促進し、親善に寄与することを目的とした京進グループの関連団体です。

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(2020年度清華大学オンライン授与式)

例年は立木が直接現地に赴き、学生たちに激励の言葉とともに手渡す授与式が行われますが、今年は新型コロナウイルス感染症による影響で、オンラインで日本と中国の清華大学をつないでの授与式となりました。

双方あいさつの後、立木が授与される奨学生の名前を順に呼んで、中国側で賞状の授与を行いました。

次に、今年度の奨学生代表、李正新(リ・ショウシン)さんから、立木奨学金に対する感謝の言葉が述べられました。立木奨学金は、成績優秀者や優れた研究成果をあげることだけでなく、正義感や社会貢献の気持ちも選出条件に含まれており、自分の人命救助の経験も奨学生に選抜された理由の一つであると話しました。

李さんは、学業や業績を高めることの最終的な目的は、社会への還元であり、助け合いや感謝の心で他の国の人や異なる文化と交流することが大切だと述べたうえで、立木奨学金の授与は、自身のこれまでの人生や日中の交流について考える貴重な機会になったと語りました。

◆奨学生代表 李正新さん 感謝の言葉(日本語訳)

最後に、立木から奨学生の皆さんにメッセージが送られ、授与式は終了しました。

  

 

周囲の人や物事から見聞することや、外国のことを知り交流したりする経験は、学生にとって大きな財産になります。いつも感謝の気持ちと正しい心を持って人と接することを心がけ、世の中のため人のために貢献できる人間に成長してほしいという、立木の願いがこの奨学制度にはこめられています。

今後も次世代のリーダーになる優秀な学生を経済的に支援することで、京進グループの経営理念である「日本と世界の教育・文化の向上、社会の進歩と善良化に貢献する」ことにつなげてまいります。