ゲーミフィケーション研修を実施しました

平成27年10月26日(月)京都烏丸コンベンションホールにて、当社で授業を担当するなど、生徒と関わっている職員を対象として、今年度2回目となる「ゲーミフィケーション研修」を実施しました。

ゲーミフィケーションは、当社が力を入れている“自立できる人の育成”につながるもので、『子どもたちが夢中になって学ぶ学習空間づくり』の一環として生徒たちのやる気を高め、成績を上げるためにゲームの要素を学びに取り入れる手法です。
ゲーミフィケーションの教育現場への導入効果についての研究を行っていらっしゃる東京大学の藤本先生にアドバイスをいただき、当社の授業に積極的に取り入れています。
今回の研修では、前期に学んだゲーミフィケーションの理論を元に、実際の塾の現場で色々と工夫して展開した事例を7例発表しました。実施した取り組みと共に、その授業による成果を具体的に紹介し、ゲーミフィケーションの有用性を実感しました。生徒のやる気を高めることで、実際に学校の定期テストの成績が5教科合計で100点以上もアップした事例や、京進統一テストでクラスの平均得点が10点以上もアップした事例など、どの取り組みも担当者自身が効果を実感すると共に、生徒と担当した先生も楽しんだ取り組みとなりました。
今後も、生徒たちの自立した学びのために、当社は様々な取り組みを行ってまいります。

藤本 徹(ふじもと とおる)先生のプロフィール

東京大学 大学総合教育研究センター 助教
1973年大分県別府市生まれ、1997年慶應義塾大学環境情報学部卒、2002年米国ペンシルバニア州立大学大学院に留学、博士課程修了
研究分野:教育工学、インストラクショナルデザイン、ゲーム学習(シリアスゲーム、ゲーミフィケーション)

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