2012年10月

魅力ある、心豊かな人間に成長する

人間が人間として成長する過程には、逃げ出したい、なげだしたいと
思いながらも、なみだを流して、苦しさにたえていく時期が、
そして、その人のようになりたい、その人をのりこえたいと思うような、
反発と同時に敬服の対象になりえる年長者の存在が、本当は必要なのだ

(ラ・サール中学校、国語入試文より)

2009年7月にも引用した文章ですが、職員に今一度噛みしめてほしいと思い、発信しました。 そして、入室案内パンフレットでも引用し、以下のように思いを綴っております。

京進はそういう場であり、私たち職員はそういう年長者でありたいと思い努力しています。 京進は、いわゆる受験テクニックやデータのみが先走りする、受験のためだけの、入試合格だけしか頭にない、人間軽視の塾ではありません。

志望校合格という目標達成に向けての受験・学習指導を行いながらも、教え、教えられるなかで、共に考え、学び、共に苦しみ、喜び、共に進歩・成長することを願う、そして何よりも、おたがいが人間であることを忘れない教育の集団です。

受験・進学指導という厳しく、つらく、苦しい立場にあっても、決してその苦しさ、つらさから逃げることなく、真っ向からぶつかってゆき、地道に努力することによって栄冠をつかもうとする、同時に、魅力ある心豊かな人間になりたいと願う子供たちとの出会いを待っています。
(入室案内より)

この精神は、現在も脈々と変わらず続けていただかなければならないものです。

代表取締役社長 白川 寛治

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