当社は、中国の名門大学である清華大学と共同で、今後10年間に渡るフォーラムを設立しました。
1月27日と28日に中国（北京）の清華大学において、第１回目の清華・京進発展フォーラムを開催いたしました。多くのマスコミに取材され、既に各方面で新聞やＷＥＢサイトにも取り上げられておりますが、フォーラム開催の経緯と目的を改めてお話します。
2年前、清華大学の政治経済学研究センター所長の蔡継明教授から、フォーラム開催を勧められました。社内で検討を重ねた結果、「日本と世界の教育・文化の向上、社会の進歩と善良化に貢献」を経営理念として掲げている当社として、教育、文化、医療、経済の分野で、日中間の友好と交流を推進するために、会社を挙げて取り組むことに決定しました。
今回はその第１回目で、「東アジア文化伝統と現代社会」というテーマで、日本側からは各界で活躍されている専門家をお招きしてご講演をしていただき、フォーラムの議論を発展させました。
このフォーラムを通じ、東アジアの文化と伝統が継承され、発展し、来たるべき東洋の時代に、日本と中国が中心となり、世界から尊敬される文化を発信できるようになることを期待しています。
そして、お互いの信頼が強まる中で、東洋の「謙虚さと礼節の文化」が世界へと拡がり、日本と中国を含めてアジアの人々が世界から尊敬され、世界の平和に大きく貢献できることを念願すると同時に、このフォーラムがその第一歩になることを望んでおります。
今後は10年間、公害防止の観点から、空気や水だけでなく、食品の安全安心のためのフォーラムや、日中の大学間の交流を含めた教育交流、医療の交流や医師、看護師、介護士の交流、汚職腐敗のない経済運営を目指す経済哲学を含めた交流にも力を入れ、清華・京進発展フォーラムで日中間の交流に貢献して参ります。
代表取締役会長 立木 貞昭
