この5月末をもちまして、創業40周年を迎えました。これまで京進を信頼して通っていただいた生徒、保護者の皆様、京進の成長に寄与、貢献、協力していただいた方々、応援していただいた方々に、改めまして厚く御礼申し上げます。

京都・東山泉涌寺１校からのささやかなスタートでしたが、とても大きな夢を抱えてのスタートでした。目標を持ち、それを乗り越えていくことの素晴らしさを教師自らの姿勢で伝えよう。生徒と共に目標を達成しよう。その思いで、この40年、ひたむきに生徒たちに向かい合ってきました。

「教師訓」として、次のような言葉を掲げています。

『いやしくも教師たる者は、生徒の素質を嘆く前に、己の非力を反省せよ。
生徒の成績の向上せざるは、己の自らの非力を克服する努力のたらざるによる。』

指導者には厳しい言葉ですが、子どもの成長の限界を、大人の側で決めてはなりません。40周年を向かえるこの年に、改めて、「人を育てるという使命感」について思い直し、生徒たちの指導に当たってほしいと願います。

そして、生徒が京進を巣立っていくとき、京進で学んだ“やればできるという自信”と“共に喜ぶことができた達成体験”を胸に秘め、より大きな目標へとチャレンジする。生徒本人も思いもしなかった高みにまで導くことができるよう、私たち自身が成長するために努力する姿を見せることで、生徒の「自ら学ぶ力」の育成に努めてまいりましょう。

代表取締役社長　白川 寛治