2018年5月

先ず、良き事を想い、実行する

当社では現在、中国で日本への就職を希望する人材に、日本語教育と就業支援を行う取組みを行っています。主に看護・介護の分野に特化して、優秀な人材を日本に迎え入れるため、国際人材交流事業部で日本語教育から就業までのスキーム作りを行っています。

私は以前から、中国の将来性のある苦学生に対し国際的な貢献をしてもらいたいという動機で、個人での奨学金を行っています。

先の戦争で、我が国は、中国の人民に多大な迷惑と災難をもたらしたと思っています。そこで、一日本人としての償いの気持ちから、貴州省のトップ大学の貴州大学に立木奨学金を個人で設立しました。

立木奨学金は、中国では他に大連大学、宜春大学、九江職業大学、承徳看護学院、ミャンマーではマンダレー外国語大学、タウンジー大学で授与を行っています。

この行為が結果として、中国やミャンマーでの信用になり、素晴らしい人々や企業との出会いが生まれていると思っています。もちろん、ミャンマーでは、京進が20年前から行っているデフスクール(ろう学校)への寄付も大きいと思います。

良き事を想い、実行していると、エコーやブーメランのように、後になってから信用として自分に戻ってくるということを実感しています。経営理念にもある日本と世界の教育・文化の向上、社会の進歩と善良化に貢献するため、今後も人を大切にする経営に力を注ぎたいと思います。

 

代表取締役会長 立木 貞昭

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