2020年4月

全従業員に感謝

世界中に新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい、先の見えない大変な状況が続いています。

現在、学習塾、英会話、日本語学校などの事業におきましては、全国に緊急事態宣言が発令された4月17日より、全て休校の措置を取っております。こうした中でも、生徒たちへの教育を継続するため、オンラインによる授業を中心に、様々な工夫を凝らしながら学びを提供し続けています。また、保育や介護事業においては、このような環境下においても必要とされる業務のために、多くのリスクを抱えながらも感染防止の対策を徹底しながら、職員は使命感を持って仕事に取り組んでいます。

テレワークや時短勤務なども一部で取り入れてはおりますが、出勤する従業員は、検温、こまめな手洗い・うがい、消毒、マスクの着用、職場において3密の状況を作らないことなどをしっかりと意識し、当たり前のことの実行を徹底しています。出勤しない日であっても同様の感染防止行動をとり、休息と体調管理に努めながら、不要不急の外出をしないようお願いしています。現時点において全従業員の中に感染者が出ていないことは、こうした基本の行動を忠実に行いながら勤務してくれているからだと、心から感謝をしています。

お客様からのご意見や従業員からの提案など、内外から色々な声が集まってきています。ひとつひとつを精査し、国の動き、行政の動きを見ながら、京進ができることをできる範囲で、粛々とやっていければと思っています。

残念ながら、業績の悪化は避けられないでしょう。しかしながら、今、ただ停滞するのではなく、足元をしっかりと見直し、固め、新たな取り組みを充実させるなど、活動開始に向けてしっかり準備する期間だと、この機を前向きに捉えたいです。また、人の命を守る行動を取ることは当然として、従業員の雇用を守るためにどうすべきか、どうあるべきかを考え、判断していきます。

全国的な自粛要請が解除された後の状況はまだ見えません。少しずつでも経済活動ができる状態になっていることを望みながら、当初から言われているように、新型コロナウイルス感染症を「正しく恐れ」、全従業員一丸となって、しなやかに対応し乗り切っていきたいです。

 

代表取締役社長 福澤 一彦

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