2020年6月

「笑顔」で顧客と向き合う

新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休業要請が全国的に解除されましたが、状況は決して楽観できるものではありません。当社グループとしては、今一度気を引き締め、感染防止への意識を高めながら、全従業員でしっかりと対策を続けていく所存です。

京進では毎月、現場からの提案や意見をレポートとして提出してもらっていて、私は多くの社員の考えを知る大切な機会だと考えています。ここ数か月は新型コロナウイルス対策に関連する意見や提案を多数もらいました。その中で、京進が常に大事にしている「笑顔・基本・対話」の3つの言葉が、これまで以上にたくさん目に留まりました。「こんな時だからこそ、笑顔で頑張ります」「基本を忘れず、生徒に向き合っていきます」「職場での対話が今まで以上に大切だと痛感しました」。恐れや不安を胸に抱えながらも、前向きに仕事に取り組もうとしている気持ちが伝わってきました。

更に多く書かれていた言葉は「感謝」でした。
他部署への感謝、仲間への感謝、上司・部下への感謝など、お互いを思いやる「感謝」で満ち溢れたレポートは、読んでいて気持ちが温かくなると共に、京進社員の頼もしさと強さを感じました。また会長や私の健康を気遣う声も少なからずあり、その励ましの声には疲れも吹き飛びました。感謝の気持ちと共に、届けられた意見や声を真摯に受け止め、考える糧といたします。

「笑顔には不思議な力があります。コロナウイルスで世間が不穏な空気になっている中、せっかく授業をするのなら、せめて生徒たちの癒しでありたい。笑顔を大事にする気持ちをどう広げていけるのか考えていきたい」という言葉もありました。私も全く同感です。お客さまと向き合う時、誰もがこんな気持ちを持って対応できるように心がけていきたいです。

 

代表取締役社長 福澤 一彦

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