2022年1月

「気づき力」と「思考習慣」

これまでの波をはるかに超える勢いで感染を拡大しているオミクロン株により、日々感染者数の記録更新のニュースが聞かれます。京進グループの様々な現場では、従業員が感染防止対策の基本の徹底を実直に行いながら業務に当たっています。基本を丁寧に継続することは決して簡単なことではありませんので、心から感謝しています。ひとりひとりが、検温・マスク着用・手洗い・うがい・三密回避・換気などに努め、正しく恐れ、正しく準備しながらこの苦難を一丸となって乗り越えていきたいと思います。

世の中では、コロナ禍で人とのつながりが少なくなり、メンタルに不調を感じる人が増えているそうです。京進グループとしてもこのような時代に、会社として従業員をどう守り、フォローしていくのか、更なる環境作りに取り組んでいきたいと考えています。同時に、健やかなメンタルのためには自分自身も含めての「気づき力」が大切です。職場の仲間、身近な人の変化に気づくこと、いつもと違うお客さまの変化に気づくこと、自分も含めて周囲の誰かが発するSOSや不安に対しての「気づき力」を高めていくことが必要だと思います。

私の年末年始はここ10数年、京進オリジナルの「リーチング手帳」に、クレド・夢リスト・未来カレンダー・目標設定用紙・ルーティンチェック表を書くことを習慣にしています。「良い習慣は才能を超える」「成功者は良い習慣をいっぱい持っている」といった好きな言葉から、 “良い思考習慣”を多く加えてみることにしました。

習慣には行動習慣、身体習慣、思考習慣があるそうです。
私のルーティンチェックには行動習慣や身体習慣のものが多く、思考習慣についてはこれまであまり意識していませんでした。クレドには「否定的な判断をしない」「大善と小善を意識して判断する」などがありますので、これが思考習慣に当たるのかもしれません。

習慣については「行動は3週間で習慣になるが、思考を習慣化するには6カ月かかる」とも言われているそうです。自分を変えるには、柔軟な思考も必要ですし時間もかかりますので簡単ではありませんが、変わる自分の姿を想像し、楽しみながらがんばってみます。

「笑顔と基本と対話」それに「気づき」を加え、「ステキな大人が増える未来をつくるために」2022年も京進は活動していきたいと思います。

 

代表取締役社長 福澤 一彦

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