2022年2月

2022年度に向けて

当社は3月1日より新年度を迎えます。

2021年度も、1年を通じて新型コロナウイルス感染症に緊張を強いられるものとなってしまいましたが、丁寧な感染防止対策を心がける一方で、各事業ともオンライン対応などを中心に、お客さまや社会・時代が求めるものにしっかりと目を向け、迅速に対応していける企業作りに取り組んでまいりました。コロナ禍の影響はまだしばらく続くかと思いますが、この事態をあるがままに受け止め、進み続けたすべての従業員に感謝すると共に、経験した様々な工夫を活かし、企業として一段成長した組織となってまいります。

2022年度の京進は、引き続きグループビジョン「ステキな大人が増える未来をつくる」企業を実現するための課題に取り組んでまいります。特に重要と考える課題のひとつに、「人材育成」があります。人材育成が将来を見据えた収益性を高め、グローバルな事業展開を促進し、新規事業展開や独自性の追求を可能にすると考えています。

また 従業員ひとりひとりを成長させるのは、“気づき力”だと思っています。世の中の動きがこれほど早く、情報が氾濫している時代において、新たな価値に気づく力を持つことは、新しいものごとの展開を積極的に実現していく力となります。

“気づき力”を高める視点として、私が常に意識しているのは『5つの不』です。
5つの不とは「不便・不満・不足・不安・不快」のことで、これを自問自答することで「世のため人のためになる」ビジネスチャンスにもいち早く気づくことが出来るのではないでしょうか。“気づき力”を磨き、私たちが関わるお客さまに、街に、地域に、国に、そして世界中に、ステキな大人がどんどん増えていく、そんな未来ストーリーの完成を従業員の成長と共に目指していきたいと思います。

学習塾に通う受験生や日本語学校の留学生からは、志望校合格の報告と喜びの声がたくさん聞こえております。京進は2022年度も、人々の夢や目標の実現のための取り組みに、全力で取り組んでまいります。

 

代表取締役社長 福澤 一彦

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