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中学受験に向いてる子の特徴とは?受験させるメリット・デメリットも解説

2023.01.02

中学受験には、向いている子と向いていない子がいます。向いていない子を無理に勉強させると、勉強が嫌いになり、学力低下の原因になりかねません。中学受験に挑戦する前に、子どもの性格や勉強状況から中学受験に向いているのか確認しておくことが大切です。

この記事では、中学受験に向いている子の特徴を紹介します。中学受験のメリット・デメリットも合わせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

◆本記事の目次

中学受験に向いている子の特徴

中学受験に向いている子が受験勉強を始めると、短期間で多くの知識を身につけられる恐れがあり、合格しやすい傾向にあります。中学受験に向いている子は「勉強が好きな子」を始め4つの特徴があるので、詳しく解説します。中学受験をするかお悩みの方は、中学受験に向いている子の特徴をチェックし、1つの判断材料にしてください。

●勉強が好きな子

1教科でも勉強するのが好きな子は中学受験に向いています。好きな教科がある子は勉強の楽しさを知っているため、ほかの教科も勉強しながら楽しみを見つけられるはずです。

新しい知識を身につけるのが楽しいと感じられるようになれば、受験勉強に関係ないことにも興味を持ち、主体的に知識の幅を広げられるでしょう。勉強が好きな子は受験勉強も苦痛になりにくく、中学受験に適性があるといえます。好きな教科が1つあるだけでも中学受験に有利になるでしょう

●ある程度自力で自己管理ができる子

中学受験に合格するには自己管理能力が必要になります。自分から勉強を始める子どもは勉強する目的を理解し、計画性を持って取り組んでいると考えられるでしょう。一方、保護者が声をかけなければ勉強を始めない場合は「いやいや勉強させられている」状態です。このような状態では言われたことしか取り組まず、自分の苦手箇所を見つけて克服するのは難しいでしょう。

ただし、中学受験が本格的に勉強する初めての機会になる子どもが多いはずです。勉強習慣が身についていないうちは、決められた時間内にゲームを終えることやお菓子の誘惑に負けずに勉強するなど、自立させることから始めてみるのがよいでしょう

●やりたいこと・目標がある子

将来の夢や目標が決まっている子どもは、最後まで諦めずに勉強を続けられるでしょう。将来の夢を叶えるために「どうしてもこの学校で勉強したい!」という強い意志があれば、途中で投げ出す心配はほとんどありません。目標達成に向けて自発的に努力できれば、合格するのは決して難しくないでしょう。

ただし「親から公務員になるように言われて」「友だちも受験するから」といった理由だと、モチベーションが上がりにくく、勉強に行き詰まると途中で諦めかねません。受験する理由を無理やり押し付けるのは、よい方法とはいえないでしょう。

●身体が丈夫な子

「受験は体力勝負!」といわれることもあり、丈夫で健康な身体が必要になります。今までよりも集中してたくさん勉強しなければならず、塾に通ってしっかり勉強することもあるからです。

受験当日まで長期戦になるので、途中で体調を崩すと十分な勉強時間を確保できなくなります。丈夫な身体や体調管理も中学受験合格に欠かせない条件の1つといえるでしょう


中学受験に向いていない子の特徴

中学受験で進路がすべて決まるわけではありません。向いていない子どもに無理やり中学受験をさせると、勉強が嫌いになることもあります。一度嫌いになると好きな教科も勉強しなくなり、成績が大きく下がることも少なくありません。

保護者のエゴにならないようしっかり子どもと向き合い、中学受験を検討しましょう。ここでは、中学受験に向いていない子の特徴を3つ紹介します。

●こだわりが強い子

こだわりが強い子は、中学受験に向いているとはいいにくいです。中学受験が初めての受験という子どもの場合、勉強経験が少ないため誰かの指導なしに勉強を進めるのは難しいでしょう。また、勉強よりも自分のペースを曲げず、ゲームや遊びを優先してしまう子どもは、受験勉強が遅れてしまいます。

あれこれ意見する保護者が嫌になり親子関係が悪化するケースもあるので、こだわりが強い子の中学受験は向いていないかもしれません。

●成長がゆっくりしている子

小中学生の間は好きなことが変わりやすく、成長には個人差があります。成長がゆっくりすぎて、受験勉強のスピードについていくのが難しそうなタイプは、中学受験にあまり向いていません。

中学受験はある程度の自己管理能力が必要になるので、保護者が見ていないときでも自分で勉強できなければ合格するのは難しいのです。子どもの成長がゆっくりだと感じたら、公立中学に進学し、高校受験をがんばる方向で検討する方が最善策ともいえます。無理な中学受験で難関中学に入学しても、勉強のレベルについていけなければ意味がありません。

●身体が弱い子

頻繁に熱を出したり風邪をひいたりする子どもは勉強に遅れが出やすく、計画的に受験勉強を進めるのが難しくなります。勉強時間を確保するには塾に通い夜遅くまで勉強することも必要になるので、ある程度の体力や健康な身体が欠かせません。

夜遅くまでの勉強が身体に負担を与えるようなら、中学受験は向いていないかもしれません。身体の成長とともに体力は向上するので、高校受験に力を注ぐという選択肢も考えたいところです。

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中学受験をするメリット・デメリット

中学受験に合格すると達成感を味わい、進学した中学校でも努力するモチベーションにつながります。しかし、不合格になると自信を失い、勉強に嫌気がさしてしまう恐れがあるのです。このように、中学受験のメリット・デメリットを踏まえたうえで受験を検討しましょう。

●メリット1.小学校の勉強だけでは得られない知識を得られる

小学校の勉強と中学受験に向けた勉強は別物です。つまり、小学校の勉強や宿題だけをがんばっても中学受験に合格できません。そのため、中学受験に向けて勉強することで、小学校では得られない知識が身につけられます。たとえ合格できなかったとしても、今後の学生生活や将来に役立つ知識となるでしょう。

●メリット2.目標を達成するために努力する習慣が身につく

中学受験は小学4年生から本格的に勉強し始める人が多く、およそ3年間の長期戦です。苦手な分野や弱点を克服するために何度も壁にぶつかり、そのたびに乗り越えなければなりません。

合格に向けて試行錯誤しながら努力し評価された経験は、自分の中で1つの成功体験として財産になり、その後の人生に大きく役立つでしょう。高校受験や大学受験など困難な出来事があっても、中学受験で努力した経験を活かして乗り越えられるはずです。

●メリット3.今後の受験を気にせず勉強に打ち込めることも

受験する学校によっては高校まで進学できる中高一貫校や、大学までエスカレーター式で進学できる場合もあり、次の受験を気にせず勉強に打ち込めます。やりたいことがあっても高校受験を前にすると、合格に向けた勉強からは逃れることができません。

しかし、受験が不要なら、他校に通っている子が受験勉強をしている間も、好きなことや勉強に打ち込めるでしょう。

●デメリット1.勉強嫌いになってしまう恐れがある

中学受験に向けて勉強を始めると、模試の結果や成績で周りと比較される機会が増えてきます。努力しても結果が出ず、成績が思ったほど伸びなければ、自信をなくし勉強が嫌いになる場合も少なくありません。

さらに、保護者が何度も口出しすることでストレスを感じ、勉強に嫌気がさしてしまうこともあります。このように、中学受験に向けて集中的に勉強することが、子どもの勉強嫌いにつながる場合があることも理解しておきましょう。

●デメリット2.保護者の負担が大きい

中学受験を受けさせる場合、保護者の負担が大きくなることも理解しておきましょう。志望校の情報集めや説明会への参加、塾への送迎など決して少ない負担とはいえません。共働きの場合、子どもをサポートするのは簡単ではないため、夫婦で役割分担を決めて対応する必要があるでしょう。

また、模試代や塾代、受験料などにお金がかかり、経済的な負担も増えてしまいます。合格後も入学金や学費など大きな費用が必要になるので、志望校のホームページから正確な金額を確認し、早めに用意しておくと安心です。


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●19:00までに通常授業が終了する

京進の中学・高校受験TOPΣの通常授業は19:00までに終了するため、家庭の時間を犠牲にする心配はありません。成長期の子どもには家庭で過ごす時間も大切です。

京進の中学・高校受験TOPΣなら勉強ばかりにならず、家では家族や友だちと遊ぶなどメリハリのある生活を送ることで、反抗期を迎えてもコミュニケーションを取りながら生活できます。勉強時間が長くなり過ぎないことで、子どもの負担を減らし、長期戦である中学受験を乗り越えられるでしょう。

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京進の中学・高校受験TOPΣは、大阪・京都・奈良・滋賀・愛知において、自宅から自転車で通える距離を意識して教室を展開(一部、車での送迎が必要な校舎もあります)しています。子どもがひとりで通塾できるため、保護者の送迎の負担を軽減できるでしょう。

通常授業が終了するのは19:00なので、夏から秋にかけての日照時間が長い時期は、暗い夜道を帰宅させる心配はありません。日暮れが早い時期のみ送迎すれば、ほかの時期は子どもだけで帰宅させても問題ないでしょう。


中学受験に向いている子の特徴を知り子どもに合わせた学習環境を整えよう

中学受験には、向いている子どもと向いていない子どもがいます。向いていない子どもを無理やり勉強させると、勉強するのに嫌気がさし、勉強嫌いになりかねません。子どもの勉強に保護者があれこれ口出しすることで、親子関係が悪くなるケースも珍しくありません。子どもが中学受験に向いていない性格であれば、無理に勉強させるのではなく、高校受験をがんばるよう切り替えることも大事です。中学校で学習方法を学び、心や身体が成長した状態なら、合格を目指して主体的に勉強できるでしょう。

中学受験に挑戦する場合は、学習環境を整えることが大切です。勉強が習慣になっていない小学生が、学校から帰宅後ひとりで集中して勉強するのは難しいでしょう。学習塾に通えば、塾の先生の教育を受けながら勉強習慣を身につけ、合格に向けて継続的に努力することが可能です。「京進の中学・高校受験TOPΣ」なら、脳科学を活用した勉強方法で効率よく知識を身につけ、計画的に中学受験の対策ができます。無料体験授業を実施しているので、公式サイトから申し込んでみてください。

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