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中学受験は勉強のスケジュール管理が合格の鍵!作り方や使うコツ

2023.03.22

中学受験を控える子どもを持つ保護者の方の中には、「どのように年間の予定を立てればいいかわからない」「計画的に家庭学習を進めるためのスケジューリングを知りたい」といった思いを持っている方も多いでしょう。

この記事では、スケジュール管理の重要性や上手なスケジュールの立て方を解説します。子どもの勉強をどのようにサポートすべきか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読み進めてください。

◆本記事の目次

中学受験では勉強のスケジュール管理が重要

中学校受験においては、どれだけ綿密にスケジュールを管理して入試に臨むかが非常に重要です。その理由や保護者の役割などを紹介していきます。

●スケジュール管理が重要な理由

中学受験において勉強のスケジュール管理が重要な理由は、スケジュールを計画的に立てることによって勉強の習慣が身につくためです。勉強の習慣が身につけば、宿題などで日々イヤイヤ机に向かうことも少なくなるでしょう。

また、スケジュールを管理することによって勉強の進捗がわかりやすくなります。現段階の実力を把握できるので、志望校に合格するためにやるべきことが明確になるでしょう。

●子どもの勉強スケジュールの管理は親のフォローが必要

スケジュール管理が重要であることをわかっていても、小学生が計画的な学習スケジュールを立てたり、管理したりすることは難しいのが実情です。そのため、子どもの勉強スケジュールの管理は保護者のフォローが必要です。

具体的には、毎日の学習進捗の確認や毎週・毎月の振り返りなどを、計画表や管理表、スケジュール表を作ったうえで子どもと一緒に行いましょう。


中学受験に合格するための勉強スケジュールの作り方

中学受験に合格するためには、スケジュールを立てながら学習を進めることが何よりも重要なものの、スケジュールの立て方には段階があります。まずは年間のスケジュールを決め、その後に1週間、曜日ごとの1日のスケジュールへと予定を落とし込んでいきましょう。

ここからは、中学受験に合格するための勉強スケジュールの作り方を、ステップ別に解説します。

Step1.年間のスケジュールを把握する

まずは、1年を通してのスケジュールを立てましょう。模試や受験の日はもちろん、いつまでにどの教科をどのくらい勉強すべきかの確認が重要です。月単位でやるべきことを把握しましょう。

【小学6年生の年間スケジュールの例(関西・東海地区)】
【小学6年生の年間スケジュールの例(関西・東海地区)】
上記のように、月別に何をやるべきかを箇条書きでもいいので書き出していきましょう。

Step2.週間のスケジュールを立てる

年間のスケジュールを立てたら、その内容を元に1カ月で進めたい勉強を整理し、1週間のスケジュールを作成しましょう。進めたい勉強内容を教科書や問題集のページごとに決め、何曜日に何をするか考えるとスムーズです。

下記を参考に、曜日ごとに学ぶ内容をまとめたうえで、勉強したら印をつけるといった管理方法がおすすめです。

Step3.曜日ごとに1日のスケジュールを立てる

週のスケジュールを立てたうえで、余裕があれば曜日ごとに1日の勉強スケジュールも具体的に立てましょう。その際は、分単位でスケジュールを立てるのがおすすめです。時間を意識しながら問題を解けるようになると試験に役立ちます。

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中学受験に合格するための勉強スケジュール作成のポイント

家族で協力してスケジュールを立てる、毎日やるべきことを明確に決めるなど、スケジュールを立てるためにはいくつかのコツがあります。
ここからは、中学受験に合格するための勉強スケジュール作成のポイントを3つ紹介します。

●勉強のスケジュールは親子でつくる

勉強スケジュールを作成する際には、一方的に保護者が決めるのではなく、子どもと相談して決めていきましょう。保護者が決めると、子どもは勉強をやらされている感覚に陥りやすいためです。

子どものモチベーションを維持しやすくするためにも、基本的な骨子を子どもが決め、その内容を保護者がフォローする形が望ましいでしょう。

●毎日やるべきことを明確に決める

毎日やるべきことを明確に決める取り組みも、第一志望校に合格するためには非常に重要です。毎日やるべき勉強内容がふわふわしていては、年間・月間のスケジュールも予定通りに進んでいかないでしょう。

そのため、1日に勉強する内容を具体的に決め、しっかりその内容を消化していくという意識が大切です。「算数の問題集10ページ~20ページを解く」「四字熟語を10個覚える」など、できる限り勉強する内容を明確にしましょう。

●休息日や予備の時間を確保する

スケジュールを立てる際は、休息日や予備の時間も確保するよう心がけましょう。

大人であっても、毎日休みなく仕事や勉強をするのは難しいものです。ましてや、小学生の子どもであれば適度な休みは必須です。やる気を維持するためにも、1カ月に数日は勉強しない日をつくる、勉強が遅れた場合に備えて予備日を確保するなどの工夫が大切です。


中学受験に向けた勉強のスケジュールを上手に使うコツ

家族でスケジュールを振り返る時間を取る、進捗を家族で共有するなど、立てたスケジュールを効果的に運用するためにはいくつかのコツがあります。
ここからは、中学受験に向けた勉強のスケジュールの上手な使い方やコツを2つ紹介します。

●家族でスケジュールを振り返る時間を取る

家族でスケジュールを振り返る時間を取ると、計画通りに進んでいるかどうかをチェックできます。また、毎日勉強しても、振り返りをしなければ着実に実力はついていきません。

できたこと、できなかったことをきちんと振り返り、できなかったことはいつやるかを検討し、改善するための取り組みが大切です。

●勉強のスケジュールや進捗を家族で共有する

勉強のスケジュールや進捗については、なるべく家族で共有するよう心がけましょう。たとえば、「立てたスケジュール」を家族みんなが見えるところに置くようにすると、どれだけ進んでいるのかを可視化して家族で共有できるようになります。

また、進捗を表やリストにして貼り出すのもおすすめです。その際手書きでも構いませんが、パソコンの表作成ツールやスケジュール管理アプリなどを活用すると便利でしょう。


中学受験突破のためにはスケジュール管理が重要です

中学受験は、子どもの進路を左右する重要な事柄です。希望の中学校に入学し、充実した学校生活を送るためにも、日々計画的に受験勉強を進めていきましょう。そのためには、親子で一緒にスケジュールを管理していく取り組みが重要です。

京進の中学・高校受験TOPΣ」は、少人数制・完全担任制を採用しており、子どもひとりひとりに合わせて授業を行っています。学習計画立案やテスト対策のための勉強法に関する質問にも常にお答えする体制を整えています。さらに、勉強の進め方で迷っている子どもに対しては、『リーチング学習手帳』を用いて効率的なスケジュールの立て方もサポートしています。リーチング学習手帳とは、勉強スケジュールの立て方、管理の仕方が身につき勉強を習慣化できる脳科学に基づいた学習手帳です。無料体験授業も行っていますので、勉強を習慣化し、中学受験への取り組みを強化していきたい方はぜひお問合せください。

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