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中学受験をやめるべき?見極めのポイントと判断するときの注意点

2023.03.22

中学受験を目指して勉強する子どもが、勉強を始めてから大変さに気づき「やめたい」と言うこともあります。保護者としては将来のためにも続けてほしいという気持ちがあり、安易に諦めてほしくはないですよね。

しかし、無理やり勉強を続けさせても、反抗期を迎える頃の子どもは反抗的な態度を取りやすく、なかなか成績が上がらないでしょう。

そこでこの記事では、中学受験をやめさせるべきか悩んだときの対処法を解説します。さらに、中学受験をやめるべきか見極めるポイントや判断基準も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

◆本記事の目次

「中学受験をやめたい」と子どもに言われたときにまずやること

受験勉強をがんばっていた子どもから突然「中学受験をやめたい」と言われると、返事に困る保護者の方も多いでしょう。小学5年生、6年生ともなれば本番までそれほど時間がありません。「諦めてほしくない」と心の中で思っても、いきなり子どもの意見を否定するのは避けましょう。

子どもにも考えがあるかもしれないので、まずは「やめたいと思った理由」を真剣に聞いてあげることが大切です。その上で、中学受験を始めようと思ったきっかけを思い出させてあげ、中学受験が将来どのように可能性を広げるのか伝えてあげましょう。子どもと保護者で話し合い、お互いが納得した上で、中学受験をやめるか続けるか決断することが大切です。


中学受験を本当にやめるべきか見極めるポイント

中学受験がその後の人生を大きく左右することもあるため、安易にやめると決断することはできませんよね。しかし、中学受験に向けて準備している時期に、本当に目指し続けるべきなのか悩むこともあるでしょう。

ここでは、中学受験を続けるべきか、やめるべきか悩んだときに判断基準となる3つのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

●本人のやる気

中学受験を本当にやめるべきか見極めるポイントとして、もっとも重要なのは本人のやる気です。受験する本人のやる気があまりにも低ければ、試験を受けても合格するのは難しいでしょう。

保護者の考えを押し付けても本人がやる気にならなければ、勉強を嫌いになってしまうかもしれません。一度勉強が嫌いになると、中学校・高校でも勉強せず、その後の進路を狭めてしまうこともあります。このような事態を避けるためにも、子どものやる気があまりにも低ければ無理に中学受験をさせるのは避けておいた方が無難です。

●子どものストレスの大きさ

子どもがやる気で中学受験に向けて勉強していても、過剰なストレスを感じているようなら中学受験をやめることを検討しましょう。

中学受験で過剰にストレスを受けたことが原因で、勉強が嫌になってしまうと元も子もありません。受験本番が近づくと不安で寝られなくなったり、ストレスで体調を崩したりすることもあるでしょう。保護者の方が子どものストレスや心身の疲弊をこまめにチェックし、ストレスがかかりすぎているようなら中学受験をやめることも視野に入れる必要があります。

●保護者の負担の大きさ

保護者に負担がかかりすぎている場合には、中学受験をやめることを検討しましょう。わが子を受験させる際に、保護者にかかる負担は決して少なくありません。学習教材や通塾などにかかるお金の負担をはじめ、宿題チェックや声かけ、送迎などにかかる負担などもあります。

早ければ小学3年生頃から中学受験に向けた準備を始めるため、保護者にかかる精神的負担も徐々に積み重なっていくでしょう。保護者にかかる負担が大きくなりすぎると、中学受験どころか日常生活に支障をきたす場合があります。子どもの様子はもちろん、保護者の負担を考慮して中学受験をやめるか続けるか判断することが大切です。

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中学受験をやめるかどうか見極める際に注意するべきケース

中学受験をやめるべきか悩んだ際に、注意すべきケースが2つあります。子どもが「塾のペースについていけないケース」と、子どもの「偏差値が低いケース」です。この2つだけで子どもの実力を判断するのは難しいため、中学受験をやめるかどうかは、慎重に検討する必要があります。

●塾のペースについていけないケース

子どもが受験勉強についていけないのは、クラスや塾のレベルが合っていないのが原因かもしれません。レベルに合ったクラスなら本来の実力を発揮でき、難なく勉強についていける場合もあります。勉強についていけないからといって、中学受験をやめると判断するのは早計といえます。

子どもの学力に合ったクラスや塾に入塾させ、環境を変えてみるのがおすすめです。塾選びのコツは「集団塾」と「個別指導」のどちらが良いかなど、子どもの相性も考慮して決めてみるとよさそうです。自分に合った環境で勉強を進めてもついていけないと判断してから、中学受験をやめるのでも遅くはありません。

●偏差値が低いケース

偏差値が低いことを理由に、中学受験をやめるという選択は得策ではありません。偏差値は模試の結果によって決まる参考値なので、囚われすぎには注意が必要です。

模試の種類によって偏差値が変わることもあるため、偏差値がすべてとは言えません。とはいえ、偏差値は志望合格への大切な指標です。上手に参考にして今後の学習計画の修正やモチベーションアップに活用するようにしましょう。

●過剰な競争環境で精神的に疲れてしまうケース

過酷な受験の競争環境に身を置くことで大きなストレスを感じ、受験をやめたくなる場合もあります。志望校に合格するためには一定の競争環境は必要ですが、行き過ぎは精神的にも身体的にも良くありません。

行き過ぎた競争環境は、クラスや塾を変えることで改善される可能性があります。一度塾の先生に相談するとよいでしょう。


中学受験をやめるか悩んだら一度「京進の中学・高校受験 TOPΣ」にご相談を

中学受験をやめるか悩んだら、学習塾に相談するのがおすすめです。学習塾は数多くの生徒の中学受験を経験しており、悩みに応じた適切なアドバイスが期待できます。

中でも学習塾「京進の中学・高校受験TOPΣ」は、子どもひとりひとりのレベルに合った授業を実施し、先生に相談しやすい環境が整っています。さらに、通いやすい時間割や脳科学に基づく指導方法などの魅力があるので、詳しく解説します。

●子どものレベルに合った授業

京進の中学・高校受験TOPΣは、子どもの学習レベルや志望校に合わせて、さまざまな対策クラスがあります。全国トップレベルの難関中学校を狙うクラスから、公立中学入試の対策クラスなど、自分のレベルに合わせて学習できるため、無理なく続けやすいのが魅力です。

さらに、ひとりひとりのフォローが可能な人数で授業を行うため、授業中でも気軽に質問しやすくなっています。サポート体制が整った「京進の中学・高校受験TOPΣ」なら諦めずに中学受験を目指してみようと思えるかもしれないため、気軽に相談してみてください

●通いやすい時間割

京進の中学・高校受験TOPΣ」は一部の校舎を除き19:00までに通常授業が終了するため、生活リズムを崩さず無理のない通塾が可能です。

遅い時間に帰宅して宿題に追われる心配もないので、学習時間を確保しつつ家族団らんの時間も大切にできます。無理のない時間帯に通塾することで受験勉強にかかるストレスを軽減でき、精神的にも安定した状態で受験勉強に臨めるでしょう。

●脳科学に基づく学習指導

脳科学に基づく学習法を取り入れる「京進の中学・高校受験TOPΣ」では、覚えこむ作業よりも思い出す「出力」作業によって効率的に脳に定着させます。この仕組みを活かし、学習内容を繰り返し復習する学習システムとして「週実テスト」を実施。合格点を取れるまで再テストを行うことで、確実に解ける問題が増えていくのです。

さらに、学習と週実テストを4週間繰り返したら、5週目には1〜4週目の学習を振り返り、再び週実テストを実施します。この「循環発展学習法」により、学習内容を完全に定着させ、覚えた内容を忘れにくくなるのです。


中学受験をやめる前に子どもとしっかり相談しよう!

中学受験を目指して勉強していた子どもが、突然やめると言い出すこともあるでしょう。一時的な感情で勉強が嫌になったことも考えられますが、子どもなりに考えがあるのかもしれません。子どもの考えを無視して無理やり勉強を続けさせると勉強が嫌いになり、高校受験や大学受験で苦労する場合があることも理解しておく必要があります。子どもが中学受験をやめたいと言ったら、まずはその理由を聞き、中学受験をする目的を踏まえて話し合ってみましょう。

話し合った上で勉強がストレスになっているようなら、学習塾「京進の中学・高校受験TOPΣ」に相談するのがおすすめです。「京進の中学・高校受験TOPΣ」には学習レベルに合わせてさまざまなクラスが用意されており、生徒ひとりひとりをフォローする体制が整っているため、無理なく勉強を続けられるでしょう。

京進の中学・高校受験TOPΣ」は無料の体験授業や校舎見学、資料請求に対応しているので、気軽にお問合せください。

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