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2023/11/2

内申点の効果的な上げ方は?高校受験における内申点の基礎知識

内申点は「調査書点」などと呼ばれる、内申書(調査書)に記載されている点数のことです。内申書とは、中学生の個々人がどのような生徒で、どのような学校生活を送っていたかをまとめたもので、志望先の高校へ提出されます。

内申書には、テスト結果や授業態度など学力に関わる部分と、欠席や遅刻、生徒会などの委員会活動など行動に関わる部分が記録されています。中学校の校長をはじめ、学年主任や学級担任、各教科の先生らによって厳正に作成されます。そのため、受験の合否判定における重要な資料となります。

通知表と混同されがちですが、通知表には学業成績が学期ごとに記載されるのに対して、内申書には学業成績が学年ごとに記載されます。学業成績の記載の仕方に大きな違いがあることを覚えておきましょう。

本記事では、内申書に記載される内申点についての基礎知識とその評価基準、内申点アップの方法やコツをご紹介します。高校受験の心構えとして、ぜひ参考にしてください。

 

◆本記事の目次

 

 

高校受験における内申点の基礎知識

内申点は、特に公立高校の受験において合否を左右するといわれるほど重要な要素です。ここでは、高校受験における内申点についての基礎知識を紹介します。

 

●内申点の重要性

高校受験では、入試当日の学力検査と内申書で評価されるのが基本です。学力検査だけでなく内申書の内容も合否判定に利用される理由は、中学校での日頃の学習成果も考慮して評価するべきという考え方に基づいています。

そのため、内申点を上げることで、志望校へ合格する可能性が高くなります。推薦入試の場合には、志望校が求める内申点に満たないと出願できないこともあるため、注意が必要です。

なお、生徒や保護者は内申書の内容を見ることはできません。基本的に、内申点には通知表の点数が反映されるため、ある程度の推測はできますが、日頃から内申点を上げることを意識して学校生活を送ることをおすすめします。内申点が高ければ、生徒自身のアドバンテージとなり精神的な余裕を持てるでしょう。

 

●内申点の仕組み

内申点は45点満点で、計算方法は各学年5段階の評定×9教科です。調査書点や調査書素点とも呼ばれています。

内申点の評価対象は、英語、国語、算数、理科、社会、音楽、美術、保健体育、技術家庭の9教科です。教科ごとの観点別評価を行った上で、合計点数によって内申点が決定します。テストの成績だけでなく、提出物や授業態度も考慮されることも覚えておきましょう。

内申点の算出方法は各都道府県によって異なるため、居住場所の内申点の算出方法を確認しておくことも重要です。地域や学校によっては、上記の9教科とは別に、部活動の結果や生徒会の活動、資格の取得など、特別活動の記録に応じて加点されることもあります。

 


 

 

内申点の評価基準

2021年度から導入された「新学習指導要領」によって、内申点の評価基準が変更されました。具体的には、大きく分けて3つの評価観点に整理されたことが挙げられます。

定期試験や小テストで評価される「知識・技能」、レポートの作成・発表、学級での話し合い、作品制作で評価される「思考・判断・表現」、そして、学習態度、授業中の発言、ノートの内容で評価される「主体的に学習に取り組む態度」の3つです。
定期試験の結果だけでなく、授業へ関心など、取り組み方全般が重視され評価の対象となることを把握しておいてください。

 

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内申点を上げる具体的な5つの方法

内申点の仕組みと評価基準が理解できたら、次に内申点を上げるためのアプローチの仕方を考えましょう。

内申点の対象となる期間は、中学1年生から中学3年生の2学期までです。多くの学校では、中学校入学時点から内申点の評価が始まっていると考えて良いでしょう。内申点を上げるためには、中学1年生から努力しないといけません。

ここからは内申点を上げるための具体的な5つの方法について、詳しく説明していきます。

 

1.定期テストの点数を上げる

内申点を上げるためには、まずは定期テスト(中間テスト・期末テスト)の点数を上げることが必要です。内申点の評価基準である「知識・技能」の評定方法として、テストの点数が内申点の評定に占める割合が高くなっています。

学校で勉強することはもちろん、定期テストに向けた学習スケジュールを立てましょう。テスト範囲をしっかりと確認し、「前回のテストより高得点を取る」など、具体的な目標を立てると良いかもしれません。テストの見直しもしっかりと行い、間違えた問題を解き直したり復習したりすることの繰り返しも大事です。

 

2.日々の小テストをおろそかにしない

内申点を上げるためには、日々の小テストをおろそかにしないことも大切です。定期テストだけでなく、単元ごとの小テストの点数を上げる努力をするようにしましょう。小テストをひとつひとつこなしていくことで、授業の予習や復習になります。毎日の勉強時間の積み重ねが定期テスト対策につながるでしょう。

 

3.提出物の期限を守る

内申点を上げるためには、提出物の期限を守ることを心がけましょう。宿題やレポートの提出期限を過ぎると内申点が下がりやすくなるため、期限内の提出を基本としてください。普段から宿題や教科書などの忘れ物がないかしっかりチェックしてから家を出る習慣をつけることもおすすめです。忘れ物は授業に支障が出る上に、意欲的でないと判断されて内申点が下がる可能性があります。

なお、学校によっては、テスト当日にノートを回収して日頃のがんばりとやる気を評価することがあります。内申点の評価基準である「思考・判断・表現」を上げるチャンスにつながるでしょう。

 

4.授業は積極的に参加する

内申点を上げるためには、授業に積極的に参加しましょう。授業では、先生やクラスメイトの話は相手のほうを向いてから聞くようにして、関心があることを示しましょう。自分の意見を述べる機会があれば挙手して発言したり、わからないことがあれば質問したりするのも良いです。授業を受ける姿勢が積極的であれば、先生も良い印象を持つでしょう。

思考力や、主体的に学習に取り組む態度が高評価につながりやすいため、自分の得意・不得意にかかわらず授業への意欲的な取り組みが重要です。

 

5.副教科でも手を抜かない

内申点を上げるためには、音楽や美術などの「副教科」でも手を抜かないことが必要です。走るのが速い、絵を上手に描けるなどの能力はもちろん、副教科に取り組む姿勢も評価対象になります。

音楽や美術など、受験に関係のない教科もしっかり取り組むことで、内申点の評価基準である「主体的に学習に取り組む態度」を養えるでしょう。

 


 

内申点を上げる近道は、定期テストで良い点数を取ること

内申点は高校受験における重要な要素です。内申点を上げるためには、通知表の評価を上げることを目標に、まずは勉強に励んで定期試験や小テストで良い点数を取る努力をしましょう。

テストで良い点を取るためには、塾へ通ってテスト対策を行うことをおすすめします。塾を選ぶ際には、負担なく通えるか、カリキュラムが目標や実力に合っているかをポイントにしてください。また、成績を向上させる効果的な勉強法の実践も重要です。

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