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2023/6/28

子どもが提出物を出さない理由は?言わなくてもできるようになる方法

小学生になると、宿題やワークなどさまざまな提出物を出す機会があります。学校指定の課題をやらない・提出しないことは、本人の学力低下につながるだけではなく、学校からの評価や成績にも関わるため、内申書にも大きな影響があります。期限内に提出するには、子ども自身が提出物を意識して、計画的に取り組む姿勢を身につけることが大切です。

今回は子どもが提出物を忘れがちな理由や、忘れることの影響を踏まえて、保護者の方ができる対処法を解説します。

 

◆本記事の目次

 

 

子どもが提出物を出さない主な理由

提出物を自分でしっかりと管理する子どももいれば、期限に遅れたり、提出できなかったりする子どももいます。ここではまず、提出物を忘れてしまう原因について解説します。

 

●時間配分ができない

小学生でも、音読や漢字の書き取りなど毎日日課として取り組む宿題だけではなく、「〇日までに〇ページ分の計算のワークを提出しましょう」といった、少し先の期限で分量がある宿題が出されることもあります。その場合、計画を立てて取り組まないと時間が足りずに終わらないというケースもあるでしょう。また、1日分の宿題であっても、友だちと遊んだりゲームをしたりと別のことに夢中になってしまい、時間がなくなってしまうこともあります。

自分自身で時間を管理して自主学習に取り組む習慣がない場合は、本人としては取り組んでいるつもりでも、時間管理が甘くなり最後まで終わらず、結果提出できなかったということが多くなってしまうでしょう。

 

●課題の内容が難しい・簡単すぎる

課題の難易度も、場合によっては未提出の原因になります。
課題が苦手な単元で難しくて解けず、その結果提出ができなかったということもあるでしょう。宿題の場合は、授業内容に即したものが出るので、課題が難しすぎるというのはそもそも授業が理解できていないことが考えられます。その場合は、提出課題の量が少なくても、提出ができなくなってしまいます。

また、課題が簡単すぎて、提出ができなかったという場合もあります。特に小学生の場合は、基礎的な問題が宿題として繰り返し出されることも多いため、子どもが達成感を感じられずやる気が起こらないこともあります。基礎は大切ですが、退屈な単純作業のように思えてしまうと集中できず、最終的にはやらずに放置してしまこともあるようです。

課題をなぜ提出するのかの意図がわからない場合、提出する意欲がわかずに未提出になってしまうこともあります。子どもの学力に合っていない、作業的になって学力向上につながっていない課題の場合、そうしたことが起こりがちです。

 

●提出物の存在を忘れている

小学生の場合は、「毎日の宿題」という形で特定の宿題を課されていることが多いですが、中学生ではそうではないため、どうしても宿題に意識が向きにくく忘れてしまうケースもあるでしょう。

また、中学校からは部活動などが始まり忙しいという事情もあります。中には忙しさのあまり、せっかく提出物を終わらせたにもかかわらず、学校に持っていくのを忘れてしまうこともあるようです。

 


 

 

提出物を出さないと起こること

提出物が滞りがちになることで、学校生活だけではなく、以下のように進路についても影響が出る可能性があります。

 

●学校からの評価に影響が出る

定期テストの点数がよいのに成績表の評価があまりよくない場合は、提出物が影響していることもあります。期限内に提出物がしっかり出されていないことが多いと、日頃の学習意欲や取り組む姿勢がよくないと判断されてしまい、評価が下がる場合があるでしょう。先生の心証もよくはありません。成績表だけではなく、内申書にも影響があり、結果的に入学試験の合否にも影響することも考えられます。

 

●授業内容の理解が進まない

授業内容に関連した提出物の場合、授業前の準備や、授業後の理解の定着を意図して出されることもあります。そのため、「予習はいいや、授業を聞くから」「理解できたから復習しなくても大丈夫」と取り組まないでいると、授業内容の理解や定着が思うように進まないこともあるでしょう。

中学生の場合は、宿題に出された内容が定期テストで出題されることもあります。テスト対策としても意識して取り組むことが大切です。

 

●学習習慣が身につかない

宿題には、授業の内容の補填だけではなく、自主的に勉強に取り組む習慣を身につけるという目的もあります。講義型の受け身の授業とは異なり、自分の裁量でいつまでに終えるかを逆算してスケジュールを立て、目標に向かって自主的に取り組む力をつけることが大切です。

提出物を出さない、ぎりぎりになんとか取り組む、といったことが習慣になってしまうと、先を見越して学習に取り組む力がつきません。また、「前もって取り組むことによってよい結果が得られた」という成功体験を積み、先を見越して動けるようにすることは学習面以外でも大きなプラスになります。

 

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子どもに提出物を意識させる方法

個人差はありますが、小学校に入学したばかりの時はある程度、大人が提出物をチェックしてきめ細かくサポートする必要もあるでしょう。しかし、いずれは自分自身で提出物を忘れずに出すという意識をもたせることが大切です。具体的には以下のような解決方法がおすすめです。

 

●必要性を納得させる

毎日の宿題や提出物を忘れずに取り組むことは根気のいることです。「先生に怒られてしまうから」というだけではモチベーションが上がらず、しっかり取り組めないことも考えられます。そのため、提出物を出すメリット、出さなかった場合のデメリットを納得できるように伝えることも重要です。

小学生なら、毎日の宿題をこなすことで理解が深まり、自信をもって授業に挑め、授業も楽しく感じられるでしょう。逆に、宿題をしないことによって学習内容が定着しなかったり、宿題を含めて忘れ物が多いと、成績表にもマイナスです。

中学生なら、定期テストや提出期限直前に大量の課題に取り組むことは大変なばかりか、完成度も低くなり、成績にも反映されづらくなります。提出物を期限内に提出することで、成績アップや内申書の評価が高くなる、コツコツ学習する姿勢が身につくといったメリットなどを伝えておきましょう。

 

●スケジュールを立てる

「提出日はいつだっけ?」ということがないためにも、期限を意識して取り組むことが大切です。
いつまでに、何に取り組む必要があるのかわかるように、予定表をつくるとよいでしょう。カレンダーや手帳、スマホのアプリなどを活用することで、やることや期限を可視化できます。特に中学生の場合は、複数の課題が同時並行で出されていることなども多いため、予定表で一覧できるようになっていると、忘れてしまうことを防げます。

 

●スモールステップを設定する

課題の量が多いケースや、数日かけて仕上げる必要がある提出物の場合は、出すまでの流れをいくつかのステップに分け、スケジュールをつくることがおすすめです。各ステップを順に達成することで、最終的に期限までに提出できるように設定しておきます。例えば、1週間後に1~12の演習問題を提出するという課題なら、毎日2問ずつ帰宅後に終わらせて7日間続ければ、毎日小さな負担で無事に課題を提出できます。

また、場合によっては少し余裕のある日程を組み、急な用事や体調不良の時があってもリカバリーできるようにしておくと安心です。習い事や部活動などのスケジュールも踏まえて、その日にどの程度時間が取れるかも考えます。

順調に取り組めているか不安な場合は、無事こなせているかどうかを報告させるのもよいでしょう。できた場合は褒めて、できなかった場合は、スケジュールを見直して目標が達成できるようにサポートしましょう。

 


きめ細かいサポートで「提出物を出さない」習慣を改善!主体的な学習習慣を育む

期限を意識して提出物を出せるかどうかは、これまでの習慣によるものが大きいです。小学校低学年の頃から提出期限を守っている場合は、中学生になってもそれを当然のことと思いますし、スケジュールを立てて前もって取り組むこともできるようになるでしょう。

しかし、まだ習慣が身についていない、スケジュールの立て方もわからないといった場合は、ただ「やりなさい!」というだけではなく、具体的な方法を教えてサポートする必要があります。

京進の中学・高校受験TOP∑では、ご自宅での家庭学習の進め方も保護者の方と連携しながらサポートします。それぞれの性格や、部活動や課外活動の状況も踏まえて取り組んでいきましょう。お子さんの提出物が滞りがちで心配な保護者の方は、ぜひお問合せください。

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