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2023/12/12

小論文の得点を伸ばす6つのコツ|論理的な書き方を身につけるには?

小論文とは、意見や主張が論理的に書かれた文章です。小論文をどのように書いたらいいのか、悩む受験生は少なくないでしょう。作文や感想文が得意で文章力がある人でも、小論文となると得点を伸ばせないことも少なくありません。しかし、小論文には小論文ならではのコツがあり、それを学ぶことでかなりの得点アップが狙えます。今回は小論文と作文・感想文との違いを踏まえて、小論文ならではのルールや、得点を伸ばすためのコツ、それを身につけるための練習方法について解説します。

 

◆本記事の目次

 

 

小論文と作文・感想文の違い

高校受験や大学受験の際に、初めて小論文に挑む受験生もいるでしょう。まずは基本として、小論文がどのような文章なのか把握しておきましょう。一般的に小論文は、作文・感想文と以下のように異なります。

小論文 作文・感想文
*意見を述べる
*論理性が重要
*客観的に書く
*気持ちの変化や感想を述べる
*体験や見聞きしたことが必要
*主観的に書く

作文・感想文は、自分の経験したことや具体的なエピソード、見聞きしたことなどを取り上げ、その中で起こった自分の気持ちの変化や感想を中心に書きます。そのため、内容は主観的に書くことが多いです。具体的には、読書感想文、芸術鑑賞会や校外授業に関する作文などが挙げられます。これらの文章は、相手を納得させるためではなく、体験や気持ちを共有するものです。相手に気持ちや情景を正しく伝える表現力が重視されています。

一方小論文は、あるテーマに対しての自分の意見や考えを中心に書きます。しかし、一方的な自己PRのように、言いたいことを言うだけではなく、相手が納得するような論理性が重要です。そのため、自分自身の主張でありながら、客観的な視点は欠かせません。場合によっては、資料からデータを引用し、文章の説得力を高める必要もあります。

 


 

 

小論文でやってはいけない書き方

小論文には、作文・感想文と同じように日本語や文章のルールがあります。また、作文・感想文とは異なるルールもあります。それらを守らないと、減点対象となってしまいます。小論文を書く際の基本となる、やってはいけないNGな書き方を解説します。

 

●解答の基本的なルールが守られていない

高校入試や大学入試で課される小論文では、文字数が定められています。その文字数の中で論点を整理して、適切な文章を完成させることが大切です。定められた文字数に対して文字数が少なすぎたり、逆に文字数がオーバーしていたりすると、減少の対象となってしまいます。

また、「です・ます」調はNGで「だ・である」調で語尾を統一すること、適切な改行や句読点の打ち方などもチェックされます。比喩表現、倒置法、体言止めなどは使用不可です。主語と述語の関係が正しくないといった点も気をつけましょう。

さらに、できる限り簡潔で読みやすい文体にすることも、非常に重要なポイントです。一文が長すぎると、その一文で何を言おうとしているか意味がとりづらくなります。小論文の一文の長さは、60文字以内が目安です。多い場合でも、100文字程度に収めるようにしましょう。25字詰めの原稿用紙なら、一文が2~3行、長くても4行です。

読みやすい小論文に仕上げるために、段落分けにも気を配りましょう。段落の分け方は、文章の内容や意味ごとに一つの段落にします。600文字程度の小論文なら、段落は3~4程度が適切です。段落ごとの文章量のバランスも大切なので、一つの段落だけが長すぎる、短すぎるということがないようにします。

 

●正しい言葉遣いができていない

誤字脱字はもちろん、表記の誤り、重複表現などにも気をつけましょう。「解答・回答」「連携・連係」など、同じ読み方をする漢字は誤りやすいので、そうした漢字を使った際は特に確認することが大切です。

普段から使い慣れている略語や若者言葉、口語体をつい小論文で書いてしまうこともあります。たとえば、「かなり」「すごく」などはフォーマルな場でも使われることもありますが、口語なので、小論文では「非常に」と表現する必要があります。

「見れる」「来れる」といった「ら抜き」表現、「聞いてる」「食べてる」といった「い抜き」表現は、日本語の乱れとして誤りとされているので小論文では使用しないように気をつけましょう。こうしたミスをおかしやすい表現については、事前に確認しておくことがおすすめです。

また、小論文では一般的には敬称は使いません。個人名には必要に応じて「氏」とつけます。

ある言葉を使う際に決まった言葉で受ける呼応表現にも気をつけましょう。間違えやすいのは、「なぜなら」に対し「~だからだ」と受ける表現や、「けっして」に対し「~ない」といった表現などです。

 

●論理に一貫性がない

小論文では、読者を納得させるために、論理に一貫性をもたせる必要があります。主張につながりがなく、バランスが悪いと、読者は混乱し、説得力がなくなってしまいます。客観的な視点で読み返して、結論が納得できるものになっているかどうかが高得点の鍵といえるでしょう。

また、論理を補強するための有効な手段として、あえて自分の主張に対する反対意見や反論を文章に入れるという手法があります。その反論に対して論理的に切り返すことで、自分の主張の説得力が増すだけではなく、採点者に対して、小論文が一方的な主観ではなく、客観的であることもアピールできます。

 

●事実と推測が混ざっている

小論文では、根拠となる事実と、主張につながる推測で構成されますが、両者が混ざってしまうと読みにくくなり、全体的に理解しにくい文章になります。また、推測がまるで事実のように記載されている場合、小論文の主張が疑わしいと判断されることもあるでしょう。そのため、文章を執筆する際に、この事実と推測はしっかり区別するようにしましょう。

このように、小論文を書く際には数多くの注意すべき点があり、それらは採点者によってひとつひとつチェックされます。受験対策として小論文が必要な場合、評価される論理的な文章を書くためには、文章力だけではなく、後述する得点を伸ばすためのコツを知ることも必要です。また、このコツを身につけることで、自然と減点対象となる書き方も避けやすくなります。

 

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小論文の得点を伸ばすコツ①|小論文の基本形を理解する

小論文の得点を伸ばすために重要なのは、基本となる型を理解して活用し、型に沿った文章に仕上げることです。基本形を知らないで思うままに書いてしまうと、説得力のない文章になってしまい、高得点を狙えません。また、基本形を知ることで文章の流れを作りやすくなるので、本番でも慌てずに考えをまとめながら時間内に小論文を書けるようになります。小論文の基本となる構成と、内容ごとの注意点について解説します

 

小論文の構成パターンは複数ありますが、以下のような四段構成が基本です。

・ 問題提起
・ 意見提示
・ 論拠提示
・ 結論

この四段構成の型に沿って書くことで、論理的な文章が作りやすくなります。四段構成のうち、問題提起を「序論」、意見提示と論拠提示を「本論」として、三段構成とすることもあります。それぞれの具体的な記載内容を確認していきましょう。

・問題提起
最初に書くべき内容は問題提起です。問題提起では設問やテーマに対しての問題点を見つけ、論文の方向性と結論を決めることが求められます。

問題点は小論文の設問文を疑問形にすることで見つけやすくなるでしょう。たとえば、設問文が「SNSのメリットとデメリット」であれば、問題提起は「SNSのメリットとデメリットとは?」となります。

・意見提示
意見提示のフェーズでは、設問に対して自身がどのような意見を持つのかを明確にしましょう。賛成の立場を取るのか反対の立場を取るのか、あるいは具体的な意見を示すのか、いずれかをはっきりさせる必要があります。

・論拠提示
論拠提示では、意見提示で示した意見がどのような根拠や理由によって論じられたのかを表す必要があります。意見の説得度を高めるために、その意見の正しさを証明する客観的なデータや過去の事実などを取り上げつつ、具体的に深掘りをしていきましょう。

・結論
最後に書くべきは結論です。問題提起、意見提示、論拠提示を踏まえたうえで、最終的になぜその意見にたどり着いたのかをわかりやすく明確に論じましょう。賛成・反対、あるいは具体的な意見など、自身の意見と論拠を的確にまとめる必要があります。

 


 

 

小論文の得点を伸ばすコツ②|設問を読み問われている内容を理解する

解答となる文章自体は論理的に書けていても、設問に沿っていない意見や結論が書かれている場合、点数は減点されてしまう可能性があります。そのため、問題文を丁寧に読まずに書き出してしまうことは厳禁です。

設問の読み間違えはどのように起こるのでしょうか。典型的な例を以下に提示するので、参考にしてください。

■例題

少子高齢化が進む日本において、AIはどのような分野に利用されていくのでしょうか。あなたの考えを500字以上700字以内で述べなさい。

▼良い解答例

少子高齢化が進み、労働人口が減っていく中で、特に医療や介護の分野においてAI技術が活用されていくと考える。その理由は~~

▼悪い解答例

日本では今後さらに少子高齢化が進んでいくと考える。その理由は~~

*良い解答例と悪い解答例の違い
問題文を読むと、少子高齢化が進む中で「AIの技術がどのような分野に利用されていくのか」についての考えを述べるよう求められているが、悪い解答例では、その点には答えず、少子高齢化が進む理由を述べようとしている。

このような間違いを防ぐために、問題文の重要なポイントには線を引き、問われていることをしっかり理解できるまで読み返すようにしましょう。問題文の言葉でぱっと発想が浮かんだときでもすぐに文章を書き出すのではなく「何を解答すべきなのか」を分析し、解答条件や字数を踏まえて、後述する「構成メモ」を作ってから書き始めるようにします。

 


 

 

小論文の得点を伸ばすコツ③|資料を読み重要なキーワードを押さえる

小論文の設問で資料文が与えられることがあります。資料文がある場合、その中に必ずキーワードやポイントが含まれています。文章を書く際には、そのキーワードやポイントを内容に盛り込むよう心がけましょう。

資料文を読む際には、自分の主張の根拠に使える部分がないか、重要な言葉やポイントなどに印をつけながら読むのがおすすめです。説得力のある内容の濃い小論文に仕上げるために、根拠に厚みを持たせられる情報も入れて、深く考察できるとよいでしょう。

小論文では、志望学部に関係する時事問題がテーマに取り上げられることも多いです。そのため、日頃からニュースに目を通すように心がけて、社会問題について自分なりの考えを持つようにしましょう。また、志望学部や専門教科に関する関連記事や書籍を読むなど、事前に勉強しておくことも大切です。

 


 

 

小論文の得点を伸ばすコツ④|いきなり書き始めず構成メモを作る

小論文を書く際には、書き始める前に文字数を考慮しながら全体の構成を考えましょう。小論文の設計図となる「構成メモ」を作ることで、どのように書き進めていくべきかが明確となります。

まずは、問題提起、意見提示、論拠提示、結論それぞれの項目で何を書くのかをメモしてまとめます。メモを参照しながら、詳しい内容を肉付けしていきましょう。構成メモの例を以下に提示しますので、参考にしてください。

■例題

近年、外国人移住者の増加にともなって、日本人とのトラブルが増加している。これについてあなたの意見を述べなさい。

■構成メモの例

▼問題点
外国人移住者宅のパーティーなどによる騒音問題が取りざたされている。

▼原因
欧米では、コミュニケーションの手段として屋内でパーティーを催すことが多い。外国人移住者の方に悪気はないが、日本のルールに即していないため、トラブルになっている。

▼知識・体験談
近隣に住む外国人移住者によるパーティーの騒音がうるさいが、なかなか注意する人はいなかった。しかし、ふとしたきっかけで彼らと話すようになった人が頼んだところ、夜中の騒音はなくなった。

▼意見
コミュニケーション不足による、お互いの誤解が大きな溝となってしまうことがある。お互いの暮らしやすさのために、コミュニケーションをとるべきだ。

▼理由
実際に話してみることにより、騒音問題が解決できた。

 


 

 

小論文の得点を伸ばすコツ⑤|自分の意見と結論を明確に主張する

自分の意見および結論を、一貫して主張することも非常に重要です。小論文の中で自らの意見がブレていると、文章の根幹が揺らぎます。問題提起、意見提示、論拠提示、結論のそれぞれのフェーズで、一貫性のある主張ができるよう、常に意識しながら論理展開を進めていきましょう。小論文の中で意見のブレはどのように生ずるのか、注意点がわかるように例文を示します。

■例題

日本では、未だに子どもの権利に対する反発は根強く、子どもの権利条約の批准も1994年と遅くなりました。子どもの人権への理解が深まらない日本の実情について、あなたの考えを600文字程度で述べなさい。

▼良い解答例

日本では子どもに関する数多くの問題がありながら、子どもの人権への理解が深まらないのは、日本での子ども権利条約の認知度が低く、そもそも子どもの人権に関する知識が乏しい大人が多いからである。

▼悪い解答例

日本では栄養失調になったり、暴力を受けて路上で亡くなったりなど、発展途上国にあるような実情はないため、子どもは十分に守られ、権利は保証されている。一方で、児童虐待の件数は増え続けており、15〜19歳の死因の第一位は自殺である。

*良い解答例と悪い解答例の違い
良い解答例では、なぜ子どもの人権への理解が日本では深まらないのか、自分の考えを明確に導入部分で記載しています。しかし、悪い解答例では、なぜ深まらないのかの理由が書かれていないだけでなく、「子どもが十分に守られている」「児童虐待が増えている」と相反する事実が記載されていて、主張に一貫性がありません。

 


 

 

小論文の得点を伸ばすコツ⑥|根拠は複数かつ具体的に提示する

論拠提示のフェーズで主張の根拠を展開する際には、複数の根拠を提示するようにしましょう。まずは主張の軸となるメインの根拠を提示しつつ、説得力を高めるための関連データや具体例を用意すると、論理展開に深みが増します。説得力を増すための根拠の提示の仕方を例文によって解説します。

■例題

現代社会ではスマートフォン(スマホ)などのデジタルデバイスは、社会生活を送るうえでも欠かせません。しかし、スマホがないと平常でいられなくなる「スマホ依存症」と呼ばれる状態がもたらす弊害が問題視されています。スマホ依存による弊害が具体的にどのようなものなのか、あなたの考えを述べてください。

▼良い解答例

スマホ依存によって、脳の情報処理機能が低下するという弊害がある。スマホ依存の人は、長い時間スマホを見て情報をインプットし続けることが習慣化するので、脳が休むことができず、脳疲労の状態に陥るからだ。
また、スマホにより手軽な情報に触れてばかりいると、脳の浅く考える機能ばかりが頻繁に働き続ける。そのため、使用されていない深く考える機能がフリーズし、思考力が低下することも考えられる。脳は手軽な快楽に流されやすくなり、ますますスマホへの依存性が高まり、情報処理機能は低下する。
さらに、スマホ依存は学力低下にも影響する。仙台市が行ったスマホの利用時間と中学生の学力の関係を調べた調査によると、スマホを使う時間が長ければ長いほど、平均点が下がるという傾向が見られた。勉強時間は同じであるにも関わらず、スマホの利用時間が長いほど平均点が低下するのだ。このことは、脳の機能とスマホの利用との深い関係性を示している。

▼悪い解答例

スマホ依存の弊害として学力低下が挙げられるので、できる限りスマホの使用は控えるべきである。スマホ依存から脱するために効果的なのは、スマホを見る時間を制限する、勉強する部屋にスマホを置かない、睡眠時間1時間前にはスマホを触らないといったデジタルデトックスだ。

*良い解答例と悪い解答例の違い
良い解答例では、スマホ依存の弊害として情報処理機能の低下を挙げ、その根拠として脳の疲労や深く考える機能の衰えについて追及しています。また、スマホ依存の弊害として学力低下も挙げ、仙台市が行った調査結果を取り入れることで説得力を高めています。
一方、悪い解答例では、スマホの弊害として学力低下を挙げていますが、その根拠が説明されていないため、説得力が乏しいです。その後もスマホ依存の対処法について述べており、問われているスマホ依存の弊害に対して、答えられていません。

 


 

 

小論文のコツを身につけるための練習方法

高校生の段階で小論文に慣れている人はあまり多くありません。そのため、小論文に対して苦手意識を持っている人も多いでしょう。小論文は大学生になって就職活動する際、志望企業へのPRの記述などにも役に立ちます。

そこでここからは、小論文の苦手意識を克服するための練習方法を3つ、解説していきます。

 

●量をこなして小論文を書くことに慣れる

小論文に苦手意識がある場合は、まずは小論文そのものに慣れるために多くの小論文を実際に書いてみましょう。書き方のコツやテクニックを知っておくことももちろん大切ですが、その前に「小論文とはこういうものだ」と、頭と体に覚えさせることが重要です。

志望校の過去問や例題、頻出テーマで出された小論文を繰り返し書くことで、各設問の共通点や自分の得意不得意が見えてきます。その結果、対策や練習がしやすくなるでしょう。慣れてきたら試験時間内にまとめられるように、時間配分にも気を配ってください。

原稿用紙の使い方のルールなど、基本的なことはしっかり覚えましょう。誤字脱字をしない、ら抜き・い抜き言葉や話し言葉を使用しないなどにも注意しましょう。縦書き、横書きどちらにも慣れておくことも重要です。

 

●構成メモ作りまでを繰り返し行う

小論文への苦手意識をなくすためには、どのように論理展開を進めていくべきかを決める「構成メモ作り」を繰り返し行うことも大切です。小論文の肝は構成にあります。いきなり文章の執筆に進まず、文章の構成や流れがしっかり定まった後で書き始めると、筆がスムーズに進みやすいです。

文章の枠となる構成メモ作りに慣れることで、時間をかけずにメモを作れるようになり、実際の文章執筆に時間を多く割けるようになります。過去問や頻出テーマは再度出題される可能性もあるため、それを使って構成メモ作りと文章執筆の練習をするのがおすすめです。

 

●第三者に採点してもらう

塾の先生など第三者に、書いた小論文を採点してもらうのも苦手意識を克服するための手段です。各学校でも小論文試験を実施していますが「実際に書いてみる練習のみ」にとどまってしまうケースもあるでしょう。小論文対策としての特別授業は行われないこともあります。

塾であれば、小論文の添削を担当の先生が細かく行ってくれます。添削内容を踏まえて小論文を書く練習を積み重ねることで、徐々に苦手意識は薄れていくでしょう。

 


 

 

小論文の得点を伸ばすコツは、基礎知識を踏まえて、書き慣れるまで繰り返す

小論文は今まで作文や感想文しか書いたことがなかった学生にとって、ハードルが高いと感じられるものでしょう。しかし、推薦入試において、面接・小論文を課される高校や大学は少なくありません。また、将来の就活においても、マスコミ業界、医療、公務員などは、選考過程に小論文が課されることが多いので、対策は必須と言われています。そのため、早い段階で小論文を書くコツを身につけておくことは、受験対策以外にも大きなメリットがあります。

小論文は、論理的に自分の意見を提示する文章であり、客観性が大切です。そのため、基本的な日本語の誤りがなく、小論文ならではの構成に沿ったものであることはもちろん、客観的な視点による根拠の提示も欠かせません。まずは設問に沿った小論文に仕上げるために、設問が求めていることを正しく理解したうえで、構成メモを作ってから文章を書くようにしましょう。最後に書かれる結論では、それまでに述べた意見、論拠が論理的にまとめられ、説得力のある内容になっているかどうかが重要です。

試験での小論文では、時間内に書き上げる必要があります。そのため、小論文を書き慣れていない場合は、まずは小論文の構成メモ作りを繰り返し行い、その後に実際に入試で出題されたテーマで小論文を書く練習をしましょう。そうすれば、徐々に小論文を書く技術やスピードは上達します。

しかし、小論文の正しい書き方を理解して練習しているけれど、高得点を狙える書き方がわからない、苦手な課題やテーマがあり、どのように論理を展開していいのかわからないといった悩みのある方も多いでしょう。「京進の個別指導 スクール・ワン」では、小論文を含めた推薦入試対策に対応している教室もあります。

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