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2023/6/9

小学生の子どもへの上手・NGな叱り方|叱るときに大切なこと

保護者の中には、子どもの成績や学習意欲の低さに悩んでいる方もいるでしょう。ときには学習態度について、感情にまかせて叱ってしまうこともあるかもしれません。しかし、叱り方を間違えてしまうと勉強嫌いになってしまうなど、逆効果となってしまう可能性があるので要注意です。

この記事では、子どもへの上手な叱り方や伝え方のコツを解説します。NGな叱り方も紹介しているので、叱り方に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

 

◆本記事の目次

 

 

【小学生向け】子どもが成長できる上手な叱り方

感情にまかせて叱るだけでは子どもの成長にはつながりません。正しく導くためには、子どもの気持ちを受け止めて、わかりやすく伝えることが大切です。ここからは、上手な叱り方のコツやポイントについて3つ説明します。

 

●子どもの気持ちを聞く

子どもを叱るとなると、ときには保護者自身も冷静さを欠いた物言いをしてしまうことがあるかもしれません。しかし、それでは叱るのではなく頭ごなしに怒っているだけになってしまい、恐怖心を植えつけるだけです。一方的に怒られてしまうと子どもは悪いことだと思って黙ってしまい、なぜ叱られるようなことをやってしまったのか理由を聞くこともできなくなります。

子どもを叱るときは、一度気持ちを聞いてみてください。子どもが話す内容を肯定して受け止めてあげることが大切です。保護者に話を聞いてもらうことで、保護者からの話も受け入れやすくなり反省にもつながります。叱る内容を伝える前に、まずは子どもの気持ちや話を聞いてあげることを意識しましょう。

 

●子どもと目線を合わせて叱る

叱るときは、屈んで目線を合わせることを意識しましょう。子どもは想像以上に、大人の上からの視線に威圧感や恐怖を感じてしまうものです。目線を子どもに合わせてから伝えることで、話を聞いてもらえやすくなります。ただし、目を逸らさずに子どもをじっと見続けながら叱る行為はNGです。集中的な視線を怖がる子もいるため、ストレスにならないよう配慮しましょう。

 

●叱る理由を伝える

叱られる理由がわからなければ、ただ叱られたという記憶が残るだけで意味がありません。叱るときは何がいけなかったのか、理由をセットにして話すようにしましょう。何が、どうしてダメだったのかの因果関係がわかれば、子どもは叱られた内容を理解して納得することができます。伝えた後、叱られた理由を子ども自身の言葉で話すよう促すことも、理解度や納得度を深めるのに効果的です。

 


 

 

小学生の子どもに対してやってはいけない叱り方

叱り方を誤ってしまうと、子どもに伝わらないどころか悪影響を及ぼす可能性があります。ここで紹介する叱るときにやってはいけない4つのポイントを押さえ、NGな叱り方にならないよう意識しましょう。

 

●長い時間叱る

くどくどと長時間叱り続けると子どもの集中力も切れ、なぜ叱られているのかが伝わりづらくなります。こうなると叱られた理由も理解できないので、同じことを繰り返す可能性もあり悪循環です。また、叱られた内容よりも長時間叱られていたという印象だけが残って、論点がぼやけてしまいます。

 

●子どもの考え方を否定する

間違いを正したいからといって、子どもの考え方や気持ちそのものを否定するような言い方をするのはNGです。「◯◯だからあなたはダメなんだ」というような人格否定をすると、自己肯定感が低くなる恐れがあるので、絶対に避けましょう。伝えるならば「◯◯するのはいけないよ」と、言動を叱るようにすることが大事です。そして叱った後にはどんなときも、アフターフォローを忘れないようにしましょう。

 

●根拠が説明できないことで叱る

叱ることで子どもを良い方向に導き、なぜそれをやってはいけないか教えていくことが保護者の役目です。なぜ叱られたのか、その根拠をきちんと説明できなければ、当然子どもは叱られた理由を理解することができません。理不尽に怒られたと感じてしまうと、叱られること自体に不満を抱きやすくなります。子どもを叱るときは、なぜいけないのか根拠を明確にし、簡潔にわかりやすく伝えることが大切です。

 

●感情的になって怒鳴る

子どもに対してイラッとしてしまうと、つい声を荒げたり頭ごなしに怒鳴ったりしてしまうことがあるかもしれません。しかし、こうした叱り方では恐怖だけが印象に残り、子どもが委縮してしまいます。叱られている間は恐怖心から集中力も低下し、話の内容も頭に入ってこなくなるため逆効果です。感情的になっているなと感じたら、ひと呼吸おいて気持ちを落ち着かせるようにしましょう。感情をコントロールして冷静さを保つことが、子どもを上手く導くコツです。

 

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小学生の子どもを叱るときに重要なこと

小学生になると、善悪の判断が自分でできるようになる一方、プライドや自我も強まってきます。子どもを叱るときは、こうした成長や年齢による発達の違いを受け止めながら、繰り返し根気よく伝えることが大切です。ここからは、小学生の子どもを叱るときに気をつけたい4つのポイントを紹介します。

 

●「怒る」と「叱る」の違いを保護者が理解する

子どものためを思って叱ったつもりでも、実はただ怒っているだけのケースがあります。怒るとは、怒りやイライラをぶつける意味合いが強く、自分の感情を発散しているだけです。一方、叱るということは良い行動や方法を教えるという意味が含まれています。まずは、自分が怒っているのか叱っているのか、冷静に把握することが大切です。
子どもに何かを伝えたいときは、その場で反応を見ながら話すようにしましょう。その際、指示などの言葉はシンプルにわかりやすく伝えるのがポイントとなります。あちこちに話が飛躍したり大声を出したりすると、叱るより怒るの比重が大きくなってしまうので注意が必要です。

 

●叱るときは考え方や態度に一貫性を持たせる

話があちこちに飛躍したり、これまで良しとしていたことを急に否定したりする叱り方は、子どもが混乱する元となります。一貫性のない叱り方を続けると、信頼関係が壊れる可能性もあるので要注意です。自身の気分や状況によって、叱り方や態度を変えないよう気をつけましょう。
とはいえ、カッとなってしまうと話がまとまらず、一貫性のない叱り方をしてしまうこともあるかもしれません。そんなときは意地を張らず、自ら素直に謝るようにしましょう。すすんで間違いを認めて謝る姿はお手本となり、子どもも素直に謝りやすくなります。

 

●叱るときは話を広げない

「そういえば前もそうだった」など、叱っている最中に過去の話を持ち出してしまう経験がある人もいるでしょう。しかし、このように話があちこち飛躍してしまうと、子どもは混乱してしまいます。複数のことを同時に叱ると、今伝えたいことが伝わらなくなるので注意しましょう。叱るときは、その場でひとつのことを簡潔に伝えることが大切です。

 

●叱ったことが改善していたら必ず褒める

叱りっぱなしで終わりにしてしまうと、子どもの自己肯定感はどんどん下がってしまいます。もし改善に向けて努力している姿が見られたり行動が改善されたりしたら、必ず褒めてあげましょう。褒められることが自信につながり、子ども自身も自分の成長を感じることができます。

 


小学生への上手な叱り方は怒らずフォローを大切に

小学生の子どもを上手に叱るためには、シンプルかつ冷静に行動を正すことがポイントです。感情的に怒鳴ったり人格否定したりすると、子どもに伝わらないどころか信頼関係にも影響を及ぼします。叱るときは理由も合わせてわかりやすく伝えることが重要です。

それでもなかなか子どもが勉強してくれないとお困りであれば、塾の先生に頼ることも検討してみましょう。「京進の中学・高校受験TOPΣ」では、“ほめる指導”で子どものやる気を引き出し、脳科学に基づく効率的な学習方法を身につけることができます。生徒ひとりひとりに合わせた目標設定で、目標に向けて自発的に学習できる環境が整っているのも強みです。無料の体験授業や校舎見学、資料請求にも対応しているので、ぜひお気軽にお問合せください。

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