S1 information【6月】
夏服姿がまぶしい季節となりました!
受験生の皆さんは目標に向けて教室の先生と相談し、入試直前になって焦ることのないように準備を進めていきましょう。
また、学年を問わず『コツコツ』勉強する習慣を、京進の個別指導スクール・ワンで身につけましょう!
『夏を制するものは受験を制す』 今から取り組む受験対策2つのポイント
小6・中3・高3 受験生のみなさん!
①まず模試やテストの復習!!
①得意科目・苦手科目
②得意単元(分野)・苦手単元(分野)
を把握して受験対策が進められるよう、早目に担当の先生と相談し、入試までの計画を立てましょう︕
勉強の進め方などで迷った時は、担当の先生に遠慮なく相談してください︕
苦手な単元は、必ずこの夏に克服しよう!
②入試問題を確認しよう!!
まずは、どんな問題が何題くらい出ているのか(国語の長文問題、数学の図形や関数、英語の文章題など)を確認し、必要な学習内容を明確にしましょう。
今から入試問題に目を通し、受験勉強がスムーズに進められるよう、ポイントを押さえておきましょう︕
入試科目の問題量や出題傾向、時間配分、配点を知っておくことが大切です︕
毎日少しずつでも、『コツコツ』の積み重ねを大切に!
『脳科学』に基づく学習を︕目指せ︕リーチングマスター︕
普段の勉強が思うようにはかどらない時、ぜひ思い出してほしいことがあります︕
『脳科学』は、ほんの少しの心掛けと毎日の積み重ねが大切です。
スランプの時もあきらめずコツコツ取り組みましょう。
徹夜で勉強したのに成績が上がらない︕︖
「シグモイド曲線」と呼ばれる下のグラフを知っていますか︖勉強量と成績の関係をグラフにしたときに使われます。
グラフをみてもわかる通り、勉強をしてもしばらくは横ばいですが、ある時急に伸び始めます。
『失敗は成功のもと』って本当︖︖
『失敗は成功のもと』と言いますが、実際はどうなのでしょうか︖
池谷先生の研究結果を見てみましょう。
ネズミを迷路にいれて、最短ルートをどのくらいの期間で学ぶかを実験しました。その結果、数日で最短ルートを学んだネズミもいれば、2週間以上かかったネズミもいました。
研究の結果、「失敗の回数」で差が出ることがわかりました。
はじめのうちに多く失敗しているネズミほど、早く最短ルートを学ぶ、という結果になりました。
この結果から、『失敗は成功のもと』ということが証明されました。
難しいことに直面して失敗を繰り返すことで、理解がどんどん進むのです。皆さんも失敗を恐れずどんどんチャレンジしましょう︕
テストで実力を発揮するには︖
テストの時に「緊張して実力が発揮できない」という声をよく聞きますが、「普段通りの実力を発揮する」よい方法はあるのでしょうか︖
あるアメリカの研究結果※に、『テストに関する思いや不安を10分程度書くことで、正答率が10%ほど上がった』という報告があります。テストの前に『不安な気持ちを単純に吐き出す』ことにより気持ちが落ち着き、実力が発揮できたようです。
ただし、これはテストに不安を感じている人に限定されるため、不安に感じていない人にはあまり効果がないようですが…。
何事も一人で不安を抱え込まず、先生に相談などをして、普段からストレスを解消しておくのが一番ですね。
※Writing About Testing Worries BoostsExam Performance in the Classroom(2011)
Gerardo Ramirez and Sian L. Beilock
『脳に良い食べ物』 はありますか︖
「脳によい食べ物」について、はっきり証明されているものはありませんが、多くの研究者がおすすめしている「脳によいとされている」食べ物をご紹介します。S1インフォメーション5月号
掲載の『まごわやさしい』も、ぜひ参考にしてみてください︕
ブルーベリー<フラボノイド>
⇒記憶力の低下を食い止める作用
たまごの黄身<コリン>
⇒記憶・学習に深く関わる神経伝達物質「コリン」の摂取で、学習能力がアップ︕
青魚(あじ、さばなど)<DHA>
⇒脳の働きを活性化
成績の上がる特別な学習法はありません。
しかし脳の仕組みに基づいた、効率的な学習法はあります。
脳科学に基づく学習法のコツを身につけ、目標を達成しましょう。
東京大学教授 脳研究者 池谷裕二博士
「リーチング学習手帳」を、ぜひお子さまと一緒にご確認ください ※小4~高3対象
リーチング学習手帳では、「目標設定用紙」「週間学習スケジュール」「学習ダイアリー」を用いて、数カ月・1週間・1日単位の小さな目標を設定し、達成体験を重ねていくことで自信につなげます。