2014年10月

従業員の「声」を聴く仕組みづくり

10月15日、講師・事務スタッフ・教室運営アシスタント・アルバイトを対象とした『情報共有サイト(仮称)』を開設しました。毎月封筒でお渡ししている給与明細には、トップメッセージ文書を同封し、従業員に浸透したい組織価値観や伝えたい思いを書き留めておりましたが、今後は、そのサイト上でメッセージ動画を視聴していただけるようにしました。そして従業員からも、メッセージに対するコメントや日々の活動事例、感動のエピソードなどを記入してもらい、私を含む経営幹部が確認できる仕組みとしました。「日頃なかなか直接お会いしてお話を聞くことができない方々とダイレクトな繋がりを持てる場を作りたい」という思いから検討を始め、実験を繰り返し、ようやく本格導入となりました。

今年受賞した“関西経営品質賞”への申請を通じて、「講師やスタッフの方々に、いかに組織価値観や思いを伝え、共有していくか?」ということが課題だと認識しました。そのため、今年度は、現場第一線で働いておられる方々との対話を増やし、『現場の「生の声」を聴く機会を増やし、会社をもっとよくしていきたい』という強い思いで行動しております。この『情報共有サイト』は、それを実現する仕組みの1つと考えています。

今後この仕組みを利用して、私を含む京進の経営幹部から、「京進が大事にしていること」「京進の目指す方向」など、色々な話をしていく予定です。そうすることで、全従業員のベクトルをひとつにしたいと思っています。そして、悩んだり迷ったりしたときに立ち返る基準ができれば、その基準に基づき、従業員自身の思いで行動することができ、生徒や保護者、上司や部下や同僚、ビジネスパートナーひとりひとりへ感動を届ける可能性が広がるのではないでしょうか。
現場の「生の声」を聴く機会をさらに増やし、それを日々の業務に活かしていくことで、さらに“京進ファン”が増えることを願い、活発に取り組んでまいります。ご協力お願いします。

 

代表取締役社長 白川 寛治

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