株主・投資家の皆さまへ

京進の強み「絶えざる革新」にこだわり新:2020年ビジョンの目標達成へ

株主の皆様には、平素より多大なるご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
第39期は、新:2020年ビジョンに向けて、大きく飛躍した年となりました。「収益性の向上」を新たな重要成功要因として、目標達成に向けて邁進してまいります。

2020年ビジョン

 

収益性の向上にこだわり抜いて、連結売上高250億円、経常利益20億円の達成へ。

京進グループは、創業45周年となる2020年に向けて2018年に「新:2020ビジョン」を発表し、人の一生に関わる「一生支援企業」へと大きく舵を切りました。2019年5月期は、その重要なスタートの年として各部門が一丸となって取り組み、売上高20,151百万円(前年比12.4%増)、経常利益499百万円(前年比9.7%増)となりました。積極的に事業拡大を図っており、2018年9月にはオーストラリアで海外語学学校ELCA( English Language Company Australia PtyLtd.) を子会社化、2019年1月には日本語学校「ダイナミック・ビジネス・カレッジ」を譲り受け、日本で10校目の日本語学校として運営を開始しております。保育園も本年4月に72園となりました。新規領域として2017年にグループに加わった介護事業も順調に推移するとともに、2019年4月には、株式会社リッチを子会社化し、配食サービスの充実化も進めています。
拡大の一方で、組織としての価値観を全従業員が共有し、経営理念を全社に着実に根付かせることが不可欠であると考えております。
新:2020年ビジョンで掲げた目標達成のために、新たに「収益性の向上」を重要成功要因に掲げました。収益性の向上に向けて、グループそれぞれの部門で目標を決めて、積極的に事業に取り組むことを徹底しています。また、「独自性の追求」は京進グループの経営の根幹を支えるテーマですが、新しい時代の流れにマッチした事業を研究し積極的に取り組んでいくための推進力となっています。「モノ」だけでなく「コト」を提供する時代であることを意識して、独自性の追求をし続けたいと思います

「あるべき姿の実現」に向けてグローバルな展望を広げています。

2000年に立てた長期ビジョンには、世界4カ国に本社を持つグローバル企業を目指すことを明記しています。日本だけでなく世界に貢献できるグローバルな企業グループとなるために、“100の子会社、100人の社長”を育てるという夢の実現に向けて活動しています。 京進グループがあるべき姿を実現するため、何よりも重要なことは「人材の育成と確保」であり、先に述べた「独自性の追求」「収益性の向上」を加えた3つを重要成功要因として位置付けています。人が育たない限り収益性アップは実現できません。ひとりひとりが成長するための環境づくりや働き方改革に加えて大胆な権限委譲を進めていきたいと考えています。

今後の事業展望として、まず学習塾事業においては、他社の追随を許さない独自サービスで、少子化の時代であっても生徒数の増加を図ります。日本語教育の分野においては、国内外、特に、東南アジアで需要が高まっております。質を重視した日本語教師の養成に力を入れ、業界トップクラスの質を誇る日本語学校を目指したいと考えています。
また、保育業界の人材不足も深刻な社会問題です。その対策として、本年8月より、まずキャリア支援事業のサービスを開始させ、インターネットでの保育士資格試験対策講座を始めました。保育士不足解消の一助となることを狙っています。競争激化から経営困難に陥る保育園が増加する中、学習塾の経営ノウハウを活かして差別化に取り組むことで、保育園グループとしての事業拡大も目指します。
今後、さらに世界的な規模で人材の移動が進み、留学生市場もさらに大きく広がると予想されます。昨年にオーストラリアの語学学校をグループに加え、英語圏への留学生紹介が可能となりました。日本語教育事業で構築した代理店ネットワークを活用することで、更なる事業拡大が見込めます。
京進グループは、時代にマッチした「絶えざる革新」を常に意識し、「人の一生」というつながりで各事業のシナジーを生み、社会に貢献し続けることができるよう、ビジョンに向けて進んでまいります。引き続き、ご支援、ご鞭撻を賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

2019年8月22日                                                   

株式会社 京 進

代表取締役社長 福澤 一彦