2015年11月

内部充実と人材育成

木は、枝葉が茂り過ぎたり、花や実がつき過ぎたりすると、大そう盛んなように見えますが、じつはそれによって、木の生命力は一時的に弱くなっています。
同じことが、会社や組織についても言えます。当社も、新規事業それぞれが拡大しつつあり、企業として勢いがあるように見えます。2020年の目標も、十分に可能性が出てきたように思っています。しかし、浮ついてはいられない、ということです。

内部充実に全力で取り組む時です。拡大している部門の内部体制、管理体制、京進マインド、同業他社との差別化、強みの育成など、課題は満載です。さらに、経営品質向上への取り組み、アメーバ経営のレベルアップ、リーチングメソッドの取り組みの強化を図る必要があります。

そして、人材育成です。育成のための近道は、難しい課題を与えることです。人間は、苦悩によって成長します。人格は、境遇によって作られます。困難な境遇に真正面から正々堂々と向き合い、乗り越えるならば、立派な人格者へと成長します。
また、成長するということは、自我を抑え、反省する心を持つことです。お金や物質第一の思考の人より、自分の成長、人格の向上、自己の魂を磨くことが第一と考える人が、結果として大きく伸びます。社会に貢献できます。

ひとりひとりの社員や従業員に困難な課題を与え、心の強く、さらに社会貢献できる人材を育成し、内部充実を図りながら邁進して参ります。

 

代表取締役会長 立木 貞昭

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