2020年12月

素晴らしい人生を歩むために

新型コロナウィルスの第3波は、大きな広がりを見せています。多くの受験生にとっては、一番大切な時期を迎えています。コロナ禍の収束が見えてくるまでには、まだまだ時間がかかります。京進グループでは、子どもたち全員が力を発揮しそれぞれの夢や目標を実現できるよう、また京進の全てのお客さまに対して安心・安全のサービスをご提供し続けられるよう、これからもグループ一丸となって感染防止対策に注力いたします。

 

「素晴らしい人生を歩む」ため、私が心がけている4つのことをお話ししたいと思います。

①“宇宙の法則”の実践

ビジネス関連の書籍などでも目にする「宇宙の法則」を知ると、素晴らしい人生を歩むためには、何事に対しても心と行動を積極的にすることや、常に心の中に感謝の気持ちと、ワクワクする感激の気持ちを持つよう心掛けることの大切さがわかります。その実践には、例えばプラス思考の言葉を使うように心がけ、怒り、悲しみ、憎しみなどのマイナス思考の言葉を使わない、などがあります。前向きな行動や感謝の心を持つために、どんなことをするのかを決め、それを習慣化することが大切で、毎日できたかどうかをチェックしてみてください。習慣化することは自分自身を育て、磨き、鍛え上げて、瞳に自信と輝きの出る人へと成長させてくれます。

②こだわらない

禅寺での座禅から得たことは、物事に執着しない、こだわらない、心を空(くう)にする様に努めることの大切さです。座禅の最中には色々な考えが浮かんできますが、それを掴まずにサラッと受け流し、心を空にするよう努めます。過ぎたことをクヨクヨ考えても過去は変わりません。分からない先のことを心配ばかりし、良くない妄想を膨らませても何も得られません。現在を考え、紙に書いてみて具体的に行動する。何事も一生懸命に、誠実さと感謝の心を忘れずに。人生を楽しもうとする人の周りには、同じような考えの人が集まり、良い運命やツキをもたらしたりするでしょう。空想ではない未来に向けた志は大切です。志を持って、強い自分の生き方ができるよう努めたいものです。

③すぐ行動する、心を鍛える

日常の中で良いと思いついたことがあれば、すぐに動くようにしています。調べてみて、具体的に考えをめぐらし、角度を変えたり可能性を探ったりしながら、どうしたら実現できるのかを書き留めるようにしています。そのためには、常に自分の好奇心のアンテナを広げて行動することが大切です。浮かんだアイデアはよく練り、発展させてみたものを書きまとめ、人に話したり聞いたりしながら、出来るのかどうかを考え、さらにはそのアイデアが世のため人のためになるのかどうかも考えるようにしています。

④自分自身との戦いを楽しもう

目標はやる気のもとです。自分の決めた事を続ける意思が大切です。決めたことの習慣化が目標を達成するためのポイントで、ルーティンチェック表などで毎日を振り返ることも、成功の大きな秘訣です。夢や目標の実現に向かって常にプラス思考で前に進み、自分のやる気を鼓舞し、試練や悩みにぶつかれば真正面から取り組んで解決する。解決できなければ、紙に書き出して翌日考えるようにする。悩みを持ち続けてしまうと、徐々に心も体も元気がなくなってしまいます。どんなことも楽しむ気持ちを大事にし、向上心を忘れずに取り組んで行くようにしています。

私も76歳になりましたが、人生はこれからが勝負だと思っています。
与えられた環境の中で、毎日一瞬一瞬を楽しみ、前向きに頑張っていこうと努めています。「必要・必然・ベスト」という言葉を大切にし、自分の周りに起こる全ての事は自分の成長のためなのだと、時には反省もしながらあるがままに受け入れています。2020年は、予期せぬたくさんの困難にも遭遇した1年でしたが、全従業員と共に何事もプラスにとらえ、楽しむ心を大事にしながら進んでいきたいと思います。

 

代表取締役会長 立木 貞昭

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